紅葉の中、新屋山神社本宮へ。
先月、9月3日新屋山神社に参拝した記事を書いた。
息子達から連絡があって
「急だけど、道路が凍結するような季節になる前に行くが、一緒にどう?」
と、いうことだった。
そうか、神社参拝もだけれど、紅葉も綺麗だろうなと思い、
「ありがとう!行く行く!」
と、即答した。
「明日の出発は早いぞ~!」
と、覚悟して夫に明朝の早起きを促した。
以下、
富士吉田は青空が広がり、アクセントとなる雲も平地よりも近くに
感じられ山中湖も秋めいて少し肌寒く感じられた。
夫が、息子にとっての親父が、高齢化していくのを感じている息子が、
「親父が歩ける内に、いろんな所に一緒に行っておきたい。」
と、言っているということを彼のパートナーから聞いて、
「成程!そうなのか~!」
と、過去の反抗期の頃のことやら、あれやこれや話の通じない時期のことなど
を思い返し、男子は扱いにくいと感じていた頃から比べれば、よくぞ大人になってくれたものだと感慨深いものがある。
深まりゆく秋の中を走行中も、
「紅葉も綺麗だよね?」
と、話しかけてくる彼に、
「うん!綺麗だね~!この時期に来れてよかったね~!」
と、返しながらも、
「あの頃なんて自分のしたいことに突っ走って、季節のことなど関心もへったくりも
なかったのに、男子も落ち着く時はやってくるものなのだ。」
と、親父のことを気付かい、
「一番楽しんでるのはおふくろだよね!」
と、私が動き回るのを喜んでいる言葉が飛び出す彼が、
親を労わる時期にとうとうなってくれたのだと感心し、
金運の神様ではあるけれど、息子の成長に感謝する思いも同時に伝えたいと
手を合わせ拝ませて頂きました。
参拝者は関東近辺からの方が多い様子で、距離的な近さもあってか、
甲斐の国の代表的な料理の「ほうとう」のお店は相変わらず盛況で、
お席の順番を待つ人達は案外若者が多く、意外さを感じながらも、
日本各地の伝統料理がこうして受け継がれていってるんだと、改めて
日本人が日本の古来からの味を守っていけるんだと嬉しく思いました。
美味しいほうとう鍋でお腹いっぱいになって帰路、秋の日暮れは早いが、
夕焼け雲の変化も多様で見ていて飽きないものがあった。
富士山の麓の秋の一日に感謝でした。