愛車が動かなくなった時。
我が家の家族だった猫が旅立って火葬も無事済んでほっとしています。
悲しみと寂しさは失くなることはありませんが・・・。
どこにも姿の見えないことは自分を騙さなければいられない程の寂しさです。
でも、私は勝手に名前を呼んで話しかけている。
いつもと同じようにだけれど、独り言というのかもしれませんが?
車に乗れば、最期に一緒に聴いたマライアの曲を一緒に聴く、それでいい。
彼は隣にいるから・・・。
そんな日々の火葬の次の日、14日(木)のことだった。
車のエンジンをかけたが、
「プスッ、プスッ」という音が力なくするだけでエンジン音は上がらない。
車を使う予定が頭をよぎった。
とにかく15日(金)も16日(土)も車移動は必須なのだ。
と、同時に猫の火葬までに支度がいろいろあったし、ペットセレモニーの場所への
移動など全てが済んだ時点でのエンジン不調に、何か猫が私を助けてくれていたんじゃないか?と猫パワーを感じていた。
12日、13日のどこかで不調であったら冷静に静かに猫を送ることができただろうか?
と、諸々が済んだ時点で不調を教えてくれたと感謝であった。
バッテリーが原因だということはあり得るが、だとしても修理する場まで動かさなければどうにもならない。
JAFかロードサービスか?
現在の車の保険ではロードサービスになる。
しかし、時刻は既に午後7時を過ぎている今。
すぐ動かしても修理先は?
いろいろ考えて、いつもお世話になっている保険代理店さんに訊いてみることにした。
携帯にすぐ出てくれた。
上記の内容を話すと、いろいろ考えた末に、たまたま13日、前日に息子さんの車のバッテリー交換をご自身でされたということで、その作業をしてみましょうと言ってくれた。
バッテリーはホームセンターで買えばいいと。
と、いうことで次の日、15日(金)午前9時過ぎに自宅に来てくれた。
実をいうと息子さんのバッテリー交換時に買った物が使わなくなっているのでと、取り敢えずそれを使うということで作業に入った。
作業は1時間くらいで終了。
冷やしたタオルで汗を拭いてもらい、バッテリーは買い取らせてもらった。
動くようにはなったので全体を点検してもらうことにして、予約ができたので代理店に持ち込んだ。
彼もそれを勧めていた。
当日午後、代理店で点検してもらい、バッテリーは正しく付けられていてOK。
しかし、クーラーの効率が悪いのでは?と気になっていたのでそれも
訊いてみて、その場でガスを補充してもらうことになった。
今夏の異常な猛暑に、もっと早く対処すればよかったと悔いた。
点検終了ということで帰路走り始めるとノッキング状態でとてもこのまま道路を走る
のは危険と感じ、すぐ代理店の修理工場まで引き返した。
そして、再度点検して修理箇所がわかったが、部品が無いので明日まで車を預からせてほしいということで了解し、代車をお借りすることになった。
ここで、担当者が申し訳なさそうに、
「代車が出払ってしまってるんですが、トラックならあります・・・。」
「ん?ケットラですか?」
「そうなんです・・・。」
「ワッ!楽しそうじゃないですか!大丈夫ですよ!お借りします!」
と、いうことで、その後はジムにも買い物にも可愛いケットラで動き回った。
ジムでは駐車場で鉢合わせした仲間に、
「どうしたんですか?ケットラ?カッコいいじゃないですか!?」
なんてことになって話題となって笑い合った。
ジムが終了する頃代理店から連絡が入り、修理が終了した旨だったので
またケットラに乗り愛車を引き取りに向かった。
それがこれ!👇
乗用車より車高が高くなって楽しかった。
と上記のような、変化と怒涛の一週間を過ごすことになった。
しかし、この一連のアクシデントの中、何とか助けてくれる人にも恵まれて、振り返ってみると、普段とは違った出来事の連続だったけれど、何故か綱渡りのようではあっても次々と手助けしてもらえる人達に繋がり、愛車が安全に快適に使えるようになったことに不思議な力を感じていた。
旅立ったばかりだった愛猫がずっと守ってくれていたような感覚があって、
少しでも危険を回避させてくれたんじゃないかと、手を貸してくれた人達も思い起こして、彼等と天国の猫に心から感謝の気持ちが湧き上がった。
無事、また愛車に乗って元気に日々過ごせそうだと、いつもの生活が送れることの
有難みをしみじみと味わっている。
皆さん、そして愛猫「ネコス」ありがとう!