それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

歴代天皇との違い。「ペットボトルを投げないで」

 

伊勢神宮参拝の日の記者の沿道の様子を綴った記事に出会いました。

そうだったのか・・・、でした。えー

 

 

以下引用

 

 ▽「ペットボトルを投げないで」

 ご夫妻の到着直前になると、宇治橋前には見物人が40人ほど集まった。三重県警の私服警官が、人との間隔を空けるよう指示している。沿道の人々に注意事項を告げるのはいつもの風景だ。

 ところが、一人の若い警察官が呼びかけた内容に、記者は思わず耳を疑った。

 「三つの約束を守ってくださいね。一つ目は『押さない』。二つ目は『走らない』。そして三つ目に、物を投げないでください」

 この警察官はさらに続けた。「ペットボトルなどを投げないでください。そうした物を投げられますとね、秋篠宮さまに当たってけがをされることもありますので、ペットボトルをお持ちの方はかばんにしまうようお願いします」

 記者はこれまで、皇族の到着を迎える場で「物を投げないで」というせりふを一度も聞いたことがない。「三つの約束」という呼びかけ方自体は一般的だが、三つ目は「手を突き出さないで」がほとんどだったような記憶がある。

 現在の秋篠宮家に対しては、長女小室眞子さんの結婚をめぐる騒動などで批判的な言説が少なからずあるからだろうか。実際に物を投げる人がいるとは思えないが、警察官は万一の事態を恐れて言ったのかもしれない。少なくとも3回は同じせりふを繰り返していた。

 

▽姿ちらり、見物人ぼうぜん

 

▽人垣を振り返ることなく

 

▽何より大事な「国民との交流」

 

 今回の秋篠宮ご夫妻の3府県訪問は、皇室全体としても久しぶりの「オンラインではない生の訪問」だった。目の前にいた何十人、何百人の人々は、皇室に親しみを持っているからこそ立って待っている。それをないがしろにされたと感じるように万一なれば、やがては皇室全体への敬愛の念を損なうことにつながりかねない。

 皇嗣は「皇太子とほぼ同等」であるため、警備は格段に厳重になったが、国民への接し方も皇太子と同等になったと言えるだろうか。

 秋篠宮さまが天皇となるのは、まだ近い将来のことではないかもしれない。時間はある。えらそうな言い方になってしまうが、何よりも国民との交流を大切にする振る舞いを身につけていただければ。そんな思いを同僚と共有しつつ、記者も帰途に就いた。

 

上記引用

 

こんな形で所縁の地を参拝される映像は溢れている。

 

ある時、正式な服装の最後の帽子を途中で宮内庁のお付きの方から受け取って

歩いている映像の中で、それが当然の様子で会釈さえも無くも無造作に受け取って

いたのが妙に気になった。

 

 

御代変わりの儀式の時に、傘をお付きの方に畳むことも無く、放り投げた映像を

”生”でその瞬間を見た時も大いに驚いたものだ。

「えっ!?そんな風に渡すの?」

お付きの方は落としそうになっていたのを辛うじて受け取っていた。

 

そんな端々から見えてくるものは大いにある。不安

 

多分、皇室内での諸々の儀式、行事の支度は全て宮内庁がしているだろう。

そして、その都度の服装なども頭の先から足の先までの準備も宮家内のお付きの方

宮内庁の関係者によって揃えるのだろう。

 

儀式出席の本人は全て完全に準備されていて当然との意識で出席の席に着く段取り。

 

雨が降れば傘が出てくる、要らなくなった傘はお付きの者が始末するのが当てり前。

 

そんな意識は、何かの時に無意識に現れてしまう。真顔

 

多忙?な方のお手伝いは有って当たり前かも知れない、しかしそのための仕事をする人々

がどれくらいいるだろうか?

全て公務員として働いている方?、宮家だけでも60人という。

 

公務員がする準備は仕事でしょ?ということか。

 

しかし、仕事を成し遂げるのは同じチームとして出来上がるのだ。

 

お互いの仕事を理解し、感謝をして”人目にも気持ちの良い仕事”になるのではないだろうか?

 

宮家の人間だからこそ普段の振る舞いが大事なのではないか。

こうして、映像に残るのだから、手本としてのお振舞を見せて頂きたい。

 

「何よりも国民との交流を大切にする振る舞いを身につけていただければ。」

と、あの日の沿道を中心に取材した記者さんは言う。

 

それにしても、

「ペットボトルを投げないで」

には驚きだ。

沿道に行ってみなければ分からない現実ですね。