それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

引退馬サポートチーム/HORSE TRUST

元競争馬などにとって、引退後の理想的な暮らしの場所を観ることができた。

 

 

馬だけではない、盲導犬聴導犬、(人間の生活支援の)補助犬、セラピー犬、

麻薬探知犬など、人間の為に一生の大半を捧げてくれる動物達には引退の時期

がある筈。キョロキョロ

 

そんな動物達の引退後については、盲導犬盲導犬になる前まで1年間程

人間との関係の基礎を築くためのボランティア家族(パピーウォーカー)

の元へ帰ることができる制度があることを映像などで見て知っていた。

 

 

では、元競走馬などはどうしているんだろう?と、思っていた。

 

その疑問をしっかりと晴らしてくれた番組に出会えた。あんぐり

 

以下引用

 

 競走馬や、乗馬クラブの馬は人を乗せられなくなったらどこへいくのか。鹿児島県北部の高原に、現役を退いた約140頭の馬が余生を送る牧場がある。特徴はなんといっても“放牧”。霧島山麓の雄大な自然の中で馬たちは群れをつくり生活している。  この場所を運営している「HORSE TRUST」がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、4月17日午後11時15分~)に登場する。  引退馬の多くが殺処分される現実に心を痛め、「草の上で馬が幸せに暮らせる環境を作りたい」と願った現理事長の小西英司(65)が2006年に設立したNPO法人だ。

 

スタッフの皆さん。

 

以上引用

 

霧島山麓の雄大な自然の中で馬たちは群れをつくり生活している。

草の上で自由に群れている様子は本当に理想的だ。

 

「管理する10の放牧地の面積に見合った頭数を預かり、適正な環境を確保していることから、

現在では受け入れを待つ馬も10頭ほどいるという。  一口に放牧と言っても、

馬を牧場に放して終わりというわけではない。」

と、紹介されている。

 

仲の良い2頭。

2頭共、同じ様な競技用の馬だった。

 

 

10の放牧地には、馬同士の相性なども見極め、元気度などもあまり差のない馬

同士を放牧する。

 

先ず、今までの厩舎から運ばれてきてもすぐに放牧とはならない。

健康状態、馬の性格など考慮して準備期間を置く。

 

馬って、会った当初って挨拶からはじまるんですね。

そこからなんですね。ニコニコ

 

下放牧地を変える為に移動する馬の、一連の写真です。👇

 

少し元気がなかった二頭が元気になって同じような馬たちの

放牧地に移動することになった。

 

連れて行かれると早速先輩たちの群れが集まってくる。

このシーン、号令でもかけたのかと思われる程の速さだった。ポーン

 

代表が新入りを見定めする。

新入りと先輩が挨拶する。

 

④白馬の一頭は認められたようだ。ウインク

 

もう一頭の栗毛は群れに入って行こうとしない。

群れには気立ての良い馬も、勝気な馬もいる。

その中の一頭が挨拶して仲間になれるか見定める。

 

それでも、結局は二頭とも群れに受け入れられたようだ。

それを確認してスタッフは安堵の笑顔になった。ニコニコ

この辺、人間と何ら変わらないですね。

 

 

①から⑦までの過程の録画を見ていて、馬にだって性格があり

一頭一頭違うんだと言う事が解る。

相性もあって、ただ放り込めば良いってものでは無いと、放牧地を決めている。

本当にきめ細やかなサポートなのだ。グッ

 

人間に尽くしてくれた馬たちの本当の幸せを考えてくれた結果がこの放牧場なのだ。

 

私も其々の動物が本当にその種類にあった幸せでいるって何だろうといつも

考える。

 

そして、馬の為に、その幸せを実践して下さっているこんな施設を知ることが出来て

嬉しかった!照れ

 

ただ、500㎏の身体を支えるためには、脚の怪我、骨折などで

「馬が一番楽な方を選んでください。」

と、いう馬主の重い言葉もある。悲しい

 

それでも、最期まで馬にとって最適な環境で暮らせる馬がいることは

本当に素晴らしい活動だと思います。

 

スタッフの皆さん、馬主の皆さん、ありがとうございます。

 

晴れた大地を自由に走り、まどろみ、群れと遊ぶ馬たちの姿は

私をも幸せにしてくれました。爆  笑

今日もきっと元気に走り回っているんだろうな?

 

みんな元気で、幸せにね~!