平家物語・巻第一・祇園精舎(冒頭)
私の頭の中を最近この一説が巡っている。
特に、日頃使うことが多いのが「諸行無常」と言う言葉です。
現代語訳では、
「万物は変転し、同じ状態でとどまることはない。」
と、説明される。
何があっても、「諸行無常」と思えば前に進もうと思えてくる。
幸運であろうと、ずっと続くわけでもないし、不幸であってもそのままであるわけないのだと思うと、奢らず、謙虚に、生きようと思える。
だから、この一説は時々暗唱して唱えている。
何故、頭を巡るのかと言えば、日本人にとって大切な拠り所である皇室が
壊されているからだ。
宮内庁の向こうで行われていることを国民は知った。
本来あるべき、尊敬できる皇室の形を望んでいるだけだ。
壊している者たちの勢いなどこれと同じと思えるのだ。
彼等はこの先にあるものが分かるのだろうか?
特に、引退した方の未来は残り少ない。
それにぶら下がる宮家の方であろうと大差ない。
「盛者必衰の理をあらはす」
それを知れば、彼等はこんな行いで国民の気持ちを搔きまわすようなことを
しない筈である。
所詮前天皇・皇后であってもただの人。
この理はいつどのように現れるのか?
子供たちの時代には正しい皇室にしたいと願う世代も多い。
国民にそこまで心配させているのが今の皇室なのだ。
時期は早いに越したことは無いが、必ず訪れるこの時を信じて待っています。