助けてくれてありがとう。
車で移動中にいつものようにFMラジオを聴いていた。
ジム帰りの時間帯だ。
今日の話題のお題を楽しみにしている。
「今日は何かな?」と耳を澄ます。
その日のお題は「助けてくれてありがとう」だった。
お題に対してメールやラインで応募してくれた視聴者の反応がひとつづつ披露される。
①の例
通学途中で具合が悪くなった時、道路に蹲ってしまった時、
「あ~~~!」
と、いう声が道路の反対側から聴こえて、親子と思われる人がすぐに救急車を呼んでくれた。
その上、子供に、
「学校の先生を呼んできて!」
と促してくれたので救急車には保健の先生が乗っていってくれたと。
その親子にはまだお礼も言ってないがいつかお礼がしたい、ということだった。
②の例
投稿本人がどうしても治せなかった習慣のために、体を壊し、妻も出ていってしまった。
そんな自分に寄り添ってくれたのが高齢の20歳になる猫♀だった。
本人は彼女と呼んでいた。
具合が悪くて横になっていると、
「大丈夫?」
というように寄り添ってくれた。
彼はそんな猫に励まされて今では健康を取り戻したけれど、昨年彼女は空に旅立ったそうだ。
時々弱気になって昔に戻りそうな時、いつも彼女に誓っていたそうだ。
「もう、悪い習慣には絶対戻らないから。」
と、猫に誓うとの投稿だった。
だから、自分を救ってくれたのは猫だったと。
という話を聴いていて、我が家の猫も同じような年齢なのでいつかお別れの日が・・・、
なんて思って、その猫と被さりウルウルときてしまっていた。
車移動中の短い時間だけれど、今回のような感動するような話だったり、食べ物の話題だったり、
失敗談などだったりして声だけの世界も面白い。
投稿者を想像したり、話題の中身を想像したり、それに対するパーソナリティーの反応だったり
が”生”の世界なのでリアリティー満載で面白いのだ。
それにしても②の猫さんにはウルウルときてしまった。
夕方のほんのひと時の買い物までの時間はこの放送で楽しませてもらっている。