国道から一歩入った道路を走っていた。
道路の端を歩くおじいさんが目に入った。
その手に花束が握られていた。
おじいさんと花束?
花束と言っても花屋さんでラッピングされた整ったものではない。
自宅の周りに咲いていた花を切って束にしたような花束なのだ。
でも、おじいさんが持っていたことが凄く印象的だった。
お寺へでも行く途中だったのか、一瞬見ただけなのに、
「あのおじいさん、あれからどうしたかな~。」
と、妙に気になったのだ。
いずれにしても、「花」に意識を持った老人なのだと、嬉しかったのかもしれない。
ほんの何気ない光景なのでした。
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