夫が冴えていた日。
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
皆様にとって良いお年となりますようにお祈りいたします。
今年の初めは、いつも褒めたことのない夫を褒めることからのスタートになります!
滅多にないことなので、いいことがあれば幸いです。
令和3年の年末も押し迫った日、両実家のお墓参りに行った。
夫の実家のお寺に暮れのお布施を届け、私の実家の墓にも花を手向けに行った。
私の実家は姉が跡を取っているが、体調を崩しているので墓参りもままならないかもと、
年末の墓参りを私が果たすつもりでいた。
実家の母は何事も早目にするのが好きな人だったので、
「まあ、年末ぎりぎりではないから文句も言われないでしょう。(笑)」
と夫と話した。
お墓のお掃除と花と線香をあげ、お寺の本殿にも線香をあげさせてもらった。
そして夫の所に戻ると、
「あれ?バッグは?」
と私が手ぶらであることを指摘した。
「あっ、お線香をあげた際に、バッグを本殿の階段近くに置いたんだ~!」
と、思い出した。
指摘されなかったら、のほほんと帰宅していたかもしれない。
家の鍵もお財布もスマホも一切合切入っているんだから、
帰宅後気付いたとしたら冷や汗ものだったに違いない。
別行動が多い私達が、たまたま墓参りだったために一緒にいたから
気付いてもらえた。
忘れ物をすることは滅多にない私と、逆に大事な物を結構忘れる夫というのが
普段のパターンとなっているのに、今回はしっかりと指摘された。
彼にしては?ファインプレーものだったのだ。
どちらかというと、ぼ~っとしていると思っていた夫が結構周りを見ているんだ
と、考え直した。
何故か、普段寡黙なのに、会話の中に
「意識の問題だよ。」
とか、普段私が彼に言っているような言葉(笑)が返ってきたりして、
その日は会話も多かったように思えた。
あまり同一行動の多くない私達夫婦なのに、同じ目的で動いたからかな?
もう、ジジババの私達、たまにはこうして一緒に出掛けると、彼の意識も活性化
するのかな?(〃艸〃)ムフッ
お墓参りが済んで、久し振りに、ちょっと遅めのお昼の外食となった
暮れの出来事でした。