バスに乗って出掛けると。
敬老の日を含めた3連休がやって来た。
その前に街の中心部にあるいつもの美容院に予約してあった。
しかし、雨模様だ。
私の普段の移動は車だけれど、たまにはバスで中心部に行くことにした。
走っている時間よりもバスを待つ時間の方が長い?位だけれど、15分もして最寄りバス停に着いた。
バスは車高が高いので車窓からの景色がいつもと違って楽しい。
行先の違うバスがJRの駅に一旦集まって、また北部へ、あるいは反対側の南部へと乗客を運んで行く。
殆どの乗客は日常バス通勤、通学しているようでSuicaのようなもので改札機を通過していく。
私のような乗客は少なく、皆さん乗り慣れている。
美容院が終わって、デパートやその辺をウィンドウショッピングしていると、いつもより時間を気にせずに
あちこちに目が行く自分に気づく。
車を駐車場に入れて用事を済ます時って、結構時間を気にしているので、2時間までフリーであっても
その時間内であれもこれもと忙しない。
そういう規制なしでウロウロするって意外と楽しいな、と思った。
また、バスに乗って帰るんだと、バスを待つ時も、ヒューマンウォッチングしていると、いろんな想像が
湧いてきて、運転手さんのアナウンスや動作まで新鮮で見入ってしまう。
いつもは車の動きにばかり気を取られているのに、バス移動するために待つひと、乗る人、降りる人が
何と多いことかと、人の動きに改めて驚く。
視点が違うことで、見えるものが違うのは当たり前だけど、いつもとちょっと違う行動を、時々するって
大事なことなんだと感じた、子供になったような一日でした。