冬布団事情。昨年と今年。
先週の初め頃よりしっかりと寒くなりました。
そこで、以下👇お布団の話です。
「今冬のお布団は暖かいノダ。」
と、表記されている2022/11/19の記事でした。
昨年も今頃こんなことを考えていたようです。
「メモによれば2022/06/15購入となっている。」
と、記されているが。
これは敷布団の話でした。
何故またお布団事情なのか?
今回は掛布団のお話です。
2023/10/18に羽毛布団のリフォームを契約したことから始まります。
その前に私の失敗がありました。
先ず、長年使いこんできた羽毛布団に小さな穴を開けてしまった。
ほんの小さなピンの先を刺してしまったのが原因のようです。
カバーをして使っているんだから不具合ないでしょ?
なんて高を括っていたら、何と、カバーを替える時に中には沢山の羽毛が飛び出て
いて、とても部屋の中では取り替えは無理だと判断して、取り敢えずベランダでカバーを外そうとした。
が、そのまま閉じた。
何故なら、細かい羽毛はフワフワと舞い、収拾がつかなくなってしまうからだ。
無知な私は、この時点でこれはもう使えないナと判断して、これは廃棄するしかなく、
買い替えの時期だと決めた。
と言うことで、羽毛布団売り場を何回か当たり、一枚新品を購入しておいた。
冬になる前のセールで気持ちが決まったのだ。
2023/09/18購入と記録にある。
だから、冬の準備はできたと、一枚はサッサと廃棄してしまった。
(羽毛布団は嵩張るので所定の収納場所は成るべく確保したいという理由)
それからは、今年の暑さの通り、なかなか寒いという状態でなかったので
新品はスタンバイさせて、もう一枚の処分を考えていた。
こちらも結構使い込んでいる夫用。
クリーニングを考えていたのでクリーニング屋さんでいいのか?コインランドリーでも大丈夫か?などと迷っていた。
そんな時、羽毛布団のクリーニングの紹介の電話が入った。
「ん?話を聞いてみよう」
と言う気になった。
普通、こういう勧誘話は最初から断る。
約束の訪問日になってその人はやってきた。
そこで話を聞くと羽毛布団のリフォームの専門業者だ。
そこで先ずクリーニングしようかと考えていた一枚の購入時に付いていたタグが必要だということで、確か捨てないで保管していた筈だと探して提示した。
我ながらよくぞ保管してあったと内心自画自賛した。(すみません)
結果、廃棄と決めた一枚を捨ててしまったことが間違いだったと分かった。
彼は、2枚のタグを見てハンガリー産の確かな品質だから一枚廃棄してしまったことを
間違っていたと教えてくれた。
何故なら、ハンガリー産の羽毛はクリーニングして再利用するべきものなのだと言う。
そのタグを今の製品のカタログと照らし合わせて貴重なものなのだったと言うのだ。
(今ならこれくらいの値段だとカタログを提示)
保管してあった2枚のタグ。👇
「そうか、布団の中身の羽毛はいろいろ種類もあるし、それぞれ使っている割合もあるが、ハンガリー産のホワイトグースダウンならリフォームして使えたんだ。」
と、初めて知った。
と、言うよりホワイトグースさんたちに申し訳ない。
羽毛にも長い毛と短い毛が混じってはいるが、あの細かい毛がフワフワと舞う状態では使い勝手として諦めざるを得ないと思い込んでしまう。
知らないということは恐ろしい。
で、もう一枚はクリーニング?と考えていたので、業者さんと一緒に点検してみた。
そこは勿論、羽毛が飛び出ているかもと予想して屋外で、庭先で行った。
やはり、小さな穴があったようで少し細かい羽毛が出ているのが見つかった。
ああ、屋外を選んだのは正解だったねと業者さんとガッテンした。
と、いうことでそれを、リフォームして使う方向に話が進んだ。
やはりそれもハンガリー産のホワイトグースを使用していたものだったからだ。
羽毛を洗浄するという時点で普通に工場でなのかと聞いてみたところ、意外にも
水のきれいな白州という所にある工場ですると聞いてより納得した。
「白州」という銘柄のウィスキーがあるように、サントリーの工場がある場所なのだ。
過去工場見学もしたことがあって、静かで、森の中にあるウィスキー醸造場所なのだ。
そういう水に拘って羽毛そのものを大切に長く使っていこうという内容に納得して
布団の布地の柄なども選んで、リフォームをお願いするに至った。
そして、11月に入って寒くなりかけた2023/11/11に仕上がって彼は届けてくれた。
以上が今年の掛布団の新調とリフォームの経緯となった。
しかし、本当にこれでよかったのかとくだらなく思うのです。
結局2023/11/13から使い始めることになった。
それくらい今年の布団の入れ替えは遅かったのではないだろうか?
リフォームと言っても、値段を考えると新品のまあまあの物が買える。
布団生地は新品だし、羽毛を洗浄して新たに200gを足して仕上がる。
半分オーダーのようにはなる。
それなら、羽毛の種類を確かめて新品の方が良かったんじゃないか?
などと考えると、何となく、布団そのものを重く感じてしまったりして、
過ぎてしまったことをウジウジと疑ったりしていたのだ。
こういう羽毛布団は10年、20年と使えるもので、その間にクリーニングして
長く愛用するものだと教えられた。
今回の布団もかれこれ20年近く使っていた。
そこで、今回コインランドリーで洗濯しなかったのは正解で(と、言っても廃棄してしまったけど)、普通のクリーニング屋さんに出すのがまあまあで、やはり今回のようなリフォームを扱う業者さんに2,3年に一回程度出すことが望ましいらしい。
クリーニング代は普通のお店なら7000円から8000円くらいのところ、今回のリフォーム後の場合は3800円での取り扱いとなるということでした。
ま、今後のことは、羽毛布団さんと私達のどちらの寿命が長いか?と言うことになりそうですが・・・。
「う~~ん、本当にこれでよかったのかな~?暖かいけど、重いようにも思うし・・・。
150㎝×210㎝で重さは1,5㎏、今まで使っていたのが経たって軽く感じて
いたのかな~?軽いのもいいと思うけど?どちらが正解?」
と、納得したようなしないようなウジウジ気分を抱えている。
結局新品は夫に、リフォームしたものは私が使うことになった。
ここのところの一気に寒くなった日々、この一枚で起床時にも
「う~ん、暖かかったな~!」
と、目覚めているので就寝中に寒さを感じる事なくいい具合なのだろう。
しかし、2枚分の購入代金を考えると、クリーニング代を始末しようとして
結局2枚が新品になってしまった結果大きな散財をしてしまった?
いや、日々の健康の為なら正解でしょう?などなど。
こんなことも巡り合わせかな?と思うに至った羽毛布団騒動の顛末でした。
些細な家事の話を読んで下さりありがとうございました。
たかが布団、されど布団、私のような失敗を避けて頂ければと思います。
(しかし、今はこれも運命、受け入れて羽毛布団を大事にしていこうと思っています。)