運転免許更新のための講習に出席してみて。
運転免許証更新のために事前の講習会に出席し修了しないと更新手続きができません。
事前に自動車教習所での実技と一定の試験があります。
合計4時間程の講習となっています。
VTRを見たり、テストがあったりした後の実技試験が結構長くて、周囲にいた運転免許証を取得しに来ている学生さんの気持ちを改めて思った。
もう、数十年も前に教習所に通っていた頃のことを思い出した。
ま、今回は実技をどうのこうの指摘されて修了を左右されることの程ではないけれど、やはり緊張はした。
教習車一台に指導員他2人が乗っての試験となった。
私が最初に走ることになったが、ある程度の指導が見ることができる2番目の方が緊張はほぐれたかもと思った。
教習所とはいえ、バイクの練習?試験?をうけている人、他の車の練習中の人達の車も走っている中で、一旦停止や指示通りの速度で走ったり、縁石のような高さに上がってすぐ停車などと次々に指示
される通りに走る。
助手席に指導教官がいて、チェックされての実技は、結局普段の自分の運転の仕方を振り返る機会となったのだ。
自分の運転の特徴を指摘されて改めて注意すべき点がわかった。
自分では気づかずにいるけれど、こんな特徴があると指摘され、勉強になった。
当日は同時に受けた受講者は8人と少なかった方だったようだが、皆さん実技が終わった時点で不安を感じたのか指定された部屋に戻ると、今まであまり話さなかった人たちが、
「反省会やってます!。」
と、笑顔と不安が半々の表情で話しかけてきた。
たぶん、話さないでいられない気持ちだったのでしょう。
同じことをもう一度指導された方や、やはりご本人の特徴を指摘されたりで、自分流の運転に改めて不安を感じたようだ。
でも、私は緊張と共に、妙に楽しさも感じていた。
教室でテストを受ける緊張感、初めて運転免許を取った頃の気持ちと同じような実技試験を受けていて学生の頃に戻ったような新鮮な気持ちになっていたのだ。
社会人になってからもう一度学びたいと、大学に入り直す人の話も聞く。
それとは大きく違うにしても、改めて自分の慣習化されたことを指摘してもらえる学びは新鮮な気持ちを蘇らせてくれるものだった。
正午前には出かけ、帰宅の途に着いた頃はもう日が傾き”ライトオン!”の時刻となっていた。
とにかく全員が”修了証書”を頂き、ほっとして帰って行った。