頑張らない終活。
こんな記事に出会った。
頑張らない就活ってどんなことだろう?と思った。
以下引用
いざというときに子どもたちや周囲に迷惑がかからないよう、家を簡単に整理したり、介護保険や生命保険を見直したりするなど、物質的&金銭的な面で備えている方が多いよう。
今年87歳になった若宮さんにとって、70代80代はまだまだ「コンテンツを作る年齢」なのだとか。
「コンテンツとは、内容、中身という意味を持つ言葉です。
まだまだ私たちは新しいことを始め、自分の中身を埋めることができる。
自分史やエンディングノートを書くのもいいですが、ブログやSNSを新たに始めた方がいい。だって、SNSに書き記せばそれがそのまま自分史になるんですから。私がすすめているのは『終活』という名の『老活』。老いたからこそできることをやりましょう。年をとったからと誰かに頼るのではなく、自分の力でなるべく行うのです。例えば仕事。ありがたいことに政府からお仕事を頂いていますが、緊張感を持って行うことでモチベーションが高まり、元気でいられます。また、私はそうした仕事の収入をNPOに寄付しているのですが、人から『ありがとう』と言われることは、幸せをもたらします。体が資本なので健康管理のために2カ月に1度病院に通っていますが、好きなものを食べて暮らしています。無理は決してせず、日々新しいことに挑戦する。これが私なりの『終活』なのです」
若宮さん流・頑張らない終活
1.先のことばかり考えない
2.老いたからこそ、できることをやる
3.ありがとうと感謝される行動を
上記引用
私に特に響いた箇所はここ。👇
「老いたからこそできることをやりましょう。
年をとったからと誰かに頼るのではなく、自分の力でなるべく行うのです。」
パソコン作業も、スマホ操作も便利に使えば使う程、自分の目的通りにできなかったり、
使い辛い作業にぶち当たってしまうことがある。
或いは一度操作方法を習得した筈なのに、忘れていたり、上手く運ばない時は
頭を抱えてしまいたくなるような現実に阻まれる。
私は、スマホ操作で疑問があれば、スマホの代理店であるヤマダ電機さんに
何度も通った。
疑問点のみ集中して訊く。
結局、”Google社に訊くしかない。”と言う結果もある。
或いはソフトの会社に直接電話で訊く。
自分で描いた絵をPCに取り込んで葉書を作ったり、好きなCDやDVDのレーベルやシール
を作ったりもします。
ブログにも挑戦して何とか続けています。
だから、絵をスキャンしたり、葉書や写真紙に大きさを変えて印刷したりする時、
その度に、もっといい方法はないか?などと考えます。
そんな風にPCを楽しんでいると、突然PCの異常な状態に襲われたりする。
トラブル発生。
独り、あれやこれやググってみたりする。
結局、その時はMicrosoft社に電話でPC復帰の方法を訊くことになった。
有料で、トラブルサポートの契約をした。
こんな時のやり取りは全てメモが必要になる。
大事だ。
こんな風にPC、スマホに向き合って来たことが、日常の中でメモの重要性に役立ち、
家庭内の記録をするという姿勢にも繋がっている。
時間も有効に使うようになっている。
今できることを有効にやろうとすると、時間管理も必要なことになったようだ。
どちらかというと、若い時代の時より、常に時間を意識して動いている。
若い時も時間を無駄にしていたつもりはないが、今程意識していなかったように思う。
当時は、50代、60代、70代、80代、90代、ん?100歳以上?なんて世代を自分が
生きるなんてことの想像が出来なかったんだと思う。
「すご~い、おばさんになっちゃう。」
とか、
「友人も歳取ったなと思う時は自分もそんな風に見えるんだろうな~。」
とか、寂しい気分に襲われた。
でも、PCの無かった時代の頃より、私の生活の中身は豊かになっている。
確実にコンテンツは新しく充実している。
まだPCを使っていなかった頃、葉書や写真の印刷は外注していたし、
CD、DVDを自分用にコピーなんて思いもしなかった。
それらが全部自分でできているのだ。
終活として、ある程度の整理や断捨離はしているが、やはり毎日新しい事に出逢えるPCとスマホ
なくしての生活はないでしょう。
若宮さんの仰る通り『終活』という名の『老活』。
(写真は若宮正子さん。)
もう、先が膨大な時間ではなくなった今だからこそ活動するということですね。