2022/02/17の記事です。
その後次々と検証されている記事を記録しておきたいと思います。
私にはとてもできない作業で、細かく検証して下さっている。
以下引用
<付記>
ネットの「皇室新聞」に作文の他箇所の盗作疑惑があげられていた。
国立環境研究所発行「環境儀No.53」(2014/06/30)掲載のインタビュー記事
「サンゴ礁を守り、再生するために Interview 研究者に聞く」中に極めて似た記載があるというもの。リンクしておく。研究者(山野氏)が質問に答える形式の記事である。下線部が作文に使われたと思われる箇所。
Q:サンゴ礁にはどのような生物がいますか。
山野:サンゴ礁は海の中で最も多くの生き物がすむといわれていています。サンゴ礁は藻類など小さな生物に隠れ場所となるすみかやエサを与えます。するとそこには、それらの小さな生物をエサとする大きな魚やエビなどが集まります(左写真)。
Q:サンゴ礁はなぜ重要なのですか。
山野:サンゴ礁の面積は地球表面の約0.1%しかありませんが、9万種もの生物がいるとされ、生物多様性が高いのが特徴です。このように多くの生命を育むサンゴ礁は、生物多様性から見ればとても重要な場所であるため、「海の熱帯林」と呼ばれることもあります。また、サンゴ礁では漁業が営まれ、人間に食料を提供していますし、美しいサンゴ礁は旅行者を引きつける観光資源でもあります。さらには、国土のすべてがサンゴ礁でできている国もあります(左写真)。このようにサンゴ礁は、人間の生活とも非常に深い関わりがあるのです(図5)。
<作文>15枚目
サンゴ礁は」海の中で最も多くの生き物が済むと言われるとともに、漁業が営まれ、人々に食料を提供しています。またサンゴ礁が育つ海は美しく、旅行者を惹きつける観光資源でもあります。
このように、小笠原諸島関係以外の出版物からも盗用がなされている。推察するにこれだけではなく、作文中の「専門的な」記述のいくつかは、どこかの文献から引っ張ってきたものであり、作文自体がパッチワークだった可能性がある。もちろん作者は大人だろう。
上記引用