コロナ禍の中、マスクの下で育っていたものは。
ジムでのこと。
私が通う日には必ず同じ時間帯で会う人がいる。
毎年夏の、ご自分の目指す大会に出ていて、優勝したりしている頑張り屋さんだ。
今年は惜しくも準優勝になって、その時点で、
「口惜しいから来年のトップを狙います。」
と、公言して日々邁進されている。
勿論!体型は維持しているので筋肉質でカッコイイです。
ボディビルダーとしての身体も自宅の屋上で焼いているということで
いつも引き締まった色も維持している。
そんな人が丁度私が使おうとした器械の反対側にいた。
お互いに、
「こんにちは!」
と、挨拶した時、マスクをかけ直したところだった。
私は、
「え~~~っ?!いつもマスクしていたから気付かなかった~!」
と、声を上げてしまった。
彼もちょっと恥ずかしそうに笑っていた。
今まで見たことが無かった髭、鼻の下に髭を蓄えていたんです!
育てていたんです!
「そう、大会が終わってから蓄えはじめたんですよ~。」
と、返ってきた。
大会出場の時は剃ってしまう計画のようで、自分だけが楽しんでいる様子でした。
たっぷりと黒々とした髭に、一瞬、
「チャップリンみたいだ・・・。」
と見えたけど、それは好き嫌いがあるだろうと、口に出すことは止めた。
チャップリンのお髭より横幅があったので、今回は猫さんにお出まししてもらいます。
顔全体の中でお髭がはっきりと目立っていたので、こんな印象かな?と。
猫さんの写真引用で失礼しました。
でも、似合ってますよね。↓
彼はヘアースタイルも伸ばして結んだり、またショートにしたりといろんなことを
楽しんでいるようなので、
「ヘアースタイルやお髭など変化を付けて楽しそうですね!」
と返すと、
「来年の大会の時までですからね~!」
と、笑顔が返ってきた。
実際、まさか!マスクの下にお髭が隠れていようとは、お髭を生やしていようとは、
と思いもがけないことに驚いたのです。
が、そうか~、コロナ禍のマスク着用が義務の時って、そんな楽しみ方も
あったんだとそんな発想の仕方に拍手したい思いだった。
彼はオーナーシェフで毎日お昼休みを存分にジムの時間に充てている。
そんな立派なお髭を拝見できたのは、もしかして私だけかもしれない。(〃艸〃)ムフッ