糠漬無いなら自分で漬けよう!
2021/09/21から糠床を買い込んで「糠漬け」始めました。
結婚してウン十年、何故今頃?
元々、実家では母が糠漬けをしていました。
専用の陶器に糠漬けのあるのが普通で、時々手を入れてかき混ぜる手伝いをしてました。
毎日毎日の作業でした。
その代わり毎日きゅうり、茄子、大根、キャベツなどが漬かり、
食事時にはあって当たり前の家でした。
結婚してからも、実家に行くと必ず母が、
「糠漬け持ってく?」
と、夕食分程持たせてくれたものです。
新しいのが無い時は古漬け状態のものも嬉しかった。
細かく刻んで、ちょっと塩出しして生姜を刻んで混ぜ込んだりして食べた。
古漬けの方が嬉しかった位だ。
何故なら、糠漬けの古漬けはどこにも売っていなかったからだ。
結婚当初は私も糠床を分けてもらって励んでいましたが、育児やら何やらで
忙しくなり、結局止めていました。(続かなかった、が正解かな?)
だから、糠漬けはだ~~~い好きでした。
一旦止めてからは地域のJA(農協)の糠漬けを頼りに、売り切れていない時は
買い、辛うじて糠漬け食生活ができていました。
しかし、しか~~し、最近売り切れが続いているんです。
ま、私も、JAのオープン時に行くのでもないから、お昼前には売り切れてしまうのでしょう。
それでも、以前は何とか手に入ったものです。
それがここの所、ずっと売り切れ。
仕方なくスーパーの漬物で我慢していたが、化学調味料で漬けてあるので、
甘さが気になっていた。
「ああ、糠漬けが食べたいな~。」
と思ってた。
そこで、
「(。´・ω・)ん?、手に入らないなら自分で漬けよう!」
と、決めた。
決めたら糠床が売られているのか探すしかない!
無ければ、糠から作る、それ位の気持ちでいた。
そしてあったのがこれ↓
触るとムニュムニュ、あの糠床の感覚だ。\(~o~)/
これからどんどん足していく糠と天然塩とすぐに食べたい
キュウリを買い込んで帰宅。
早速、漬物用容器と、保管場所を決めることにした。
母は筒状の常滑焼のような容器だったが、私は毎日の量を考えれば
タッパウェアーでよしと思った。
A4サイズ程で深さが15cm程、これで十分。
そして日常的に置いておかれる冷蔵庫の野菜置き場の上段を少し片づけて
場所は確保。
最初の日はこの味がどんななのか確かめる為に塩のみ少し振ってキュウリを
漬けてみた。
翌日の夕食前、ワクワクと取り出してみたら・・・・、美味しい!
それからは鷹の爪を足してみたり、糠その物を足しながら、大根、キュウリ
キャベツと漬けて、実家で食べていたような味の仕上がりを楽しんでいる。
手に入らないなら、自分で漬けるで、
「糠漬け食べた~い!」
が満たされています。
何故もっと早く気付かなかったんだろう?
きっと、毎日手を入れなければならない煩わしさから、買うのが当たり前
と、逃げていたのかもしれない。
しかし、どうしても食べたいが上回って、それなら自分で!が勝ったのだ。
毎日シャキシャキのキュウリが食べられる幸せ味わってます。