糠漬けと形見の指輪。
糠漬けを始めて何とか続けて、美味しく頂いている。
スーパーの漬物コーナーを覗いてみると、ほんの片手に乘る程の量についている
価格に驚いたりして、家で糠漬けすることの価値に驚く。
と、いうことで自宅で漬けるのってやっぱりいいな~、と始めて正解だったと喜んでいる。
そんな記事です。↓
そんな中、基本毎日手を入れ、かき混ぜる作業をしている時気になることが出てきた。
母の形見の指輪をしたままではやはりその作業はできないということ。
やはり料理をする過程で明らかに指輪を汚すと予想できれば外して作業を行う。
それが、最近では殆ど毎日になっている。
指輪と糠漬けの関係。
食事には必ず糠漬けが付いていた母の料理を思い出し、それが当たり前だと思って
育ち、漬物が大好きな人間になった。
結局、食べたい一心で糠漬けを食べているが、その作業の中に必ず母の形見の
指輪が顔を出す。
(普段使いに繊細過ぎず重宝している形見の指輪。)
そんな関係に気付いた時、母が見ていてくれるようで嬉しくなっている自分がいるんです。
「やっと糠漬けができるようになったんだね。」
と、母に言われているように思うのです。
「ちょっと遅かったけどね・・・、毎日美味しいよ。」
と、応える。
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