カールさんの古民家村だより。(#1)
新潟の限界集落の空き家を次々に美しくよみがえらせてきた、ドイツ人建築デザイナーのカール・ベンクスさんと、料理やガーデニングが得意なアルゼンチン人の妻ティーナさん。
集落にはカールさんの古民家にひかれて移住してくる人が増え、昔ながらの住民との交流も深まっている。
「ここは世界一美しい場所」「ぜいたくではないけれど、この暮らしこそが真のぜいたく」と語るカールさんとティーナさん。
和と洋、古いものと新しいものが心地よく共存する古民家での二人の暮らしを中心に、豊かな自然の中でゆるやかにつながりながら生きる人々を描く、映像の歳時記。
新潟の限界集落を、ドイツ人建築デザイナーのカールさんがよみがえらせた。
朽ちかけた空き家を次々に再生。
美しい古民家が多くの人をひきつけ、子育て世帯も増えてきた。
和洋折衷の心地よいインテリア、湧水を引いた庭でのガーデニング、育てた野菜を使って妻ティーナさんが作るとびきりおしゃれな料理。
移住してきた人々も、集落の人たちとともに、豊かな自然の中でそれぞれの暮らしを楽しむ。「奇跡の集落」。
上記引用。
今回は
「2021冬・春」編でした。
とに角生活を楽しんでおられ、竹所を心から愛している様子が素敵で
羨ましくなりました。
これからも見ていたいので記録します。
今では、古民家再生した家が従来の住民と仲良く暮らす集落です。
春から秋の様子。
冬、今年は4メートルの豪雪になった。
雪除けの為、茅葺屋根にシートが被せられている。
ここでカールさんについて少し説明を。
カールさんは1942年ドイツ、ベルリン生まれの現在79歳になられる方です。
スノーシューズで雪の上を歩くような年齢を感じさせない方です。
過去の悲惨な経験をされていたことが紹介されていた。
1961年(19歳ですね)の時、東ベルリンから川を泳いで西ベルリンへ脱出。
1961年、間一髪で西側に脱出。
(壁が取り除かれたのは1989年、突然のことでしたね。)
当時、その後壁を乗り越えて脱出した方が銃撃されていたニュースはよく見ました。
彼は、
「軍人になるのがいやだった。自由になりたかった。」
と、語っていた。
母と姉はそのまま東に残ったので何十年と会っていないと語った。
日本文化に興味があったので1966年初来日。
(24歳で既に目指す方向が決まっていた)
和風建築の木と木を接ぎ合わせる
技術に魅せられる。
そして、和風建築をドイツに移築する仕事をする。
そして50歳を迎えた頃日本移住を考えるようになる。
だから、彼は日本語が十分に話せる。
奥様、ティーナさんはアルゼンチン出身でお母さまがイタリア人なので
料理にはイタリアの味が影響しているそうだ。
と、いうカールさんと、竹所の紹介で、(#1)はこの辺で。
続く・・・・・。