カールさんとティーナさんの古民家村。2022年冬。
またカールさんとティーナさんの竹所のドキュメンタリーを観ることができた。
NHKBS。
古民家村の2021年クリスマスの時期からお正月を迎える村の様子。
ティーナさんのクリスマスの準備など、其々の季節を村の住人と共に
豊かに過ごす様子を窺うことができた。
ティーナさんが作ったクリスマスツリー。
織部焼の花器に杉の枝を挿し、好みのオーナメントを飾ったもの。
一か月前から毎日こうしてキャンドルを灯してクリスマスを待つ。
サンタさんは着物の生地で作ってある。
ティーナさんのクリスマスのお菓子作りが始まる。
素敵な佇まいです・・・・。
雪が降るのを待つというカールさん。
事務所兼カフェ前の雪掻き。
側溝に水を流す時間帯、午前8時に町内の住人一斉に出ての作業。
2021年のクリスマスが終わると、公民館ではすぐにお正月の準備に入る。
正月飾りを作る先生は竹所で代々農業を営んできた中条さん。
わらを綯う手順を器用に教える。
移住組の住人はクリスマス、お正月、小正月のどんど焼きなど、次々に
竹所の伝統行事に参加していく。
その中の一人東京では編集者をしていたという女性が言う。
「スローライフを目指して移住したけど、正月料理、お節などに8~9時間も
掛けて作ったりするとちっともスローライフじゃないのね。」
という。
でも、日々を、季節をしっかりと味わっている様子は豊かに見えるし、楽しそうだ。
住人其々が自分の手で作ったオリジナルの正月飾りが出来ます。
何処にも売っていない素敵なデザインでした。
ゆっくりと雪に包まれ景色が変わっていく竹所。
カールさんはスノートレッキングに出掛けた。
高台から見た古民家村。
「奇麗だね~。」
と、スコップで階段を作り、かんじきを履いて、降ったばかりの雪道の上でカールさんは満足げだった。
私はティーナさんのこの写真が大好きだ。
一枚の絵のようだ。
(これは2022年より前の写真です。)