猫の散歩事情と山茶花。
我が家の猫殿、最近お散歩ズル休み中。
ここの所朝が寒いからか、掛けた毛布から出てこようとしない。
「お散歩行く?・・・、行かない?」
と、声を掛け毛布の中を覗くと、
「ううん、寝てたい・・・。」
という起きる素振りのない態度。
もう、5日位続いている。
行きたくないのならそれもよしと、私は得した、猫に貰った時間だと解釈して、庭の掃除などに励む。
いつもはできないような、ちょっとした剪定なども入れる。
そして居眠り猫はそのままずっと寝たまま過ごす。
まあ、高齢だし、好きなように穏やかに過ごせばいいと思っている。
それで、猫が散歩を再開?した日に見つけ、気づいたものがあった。
猫散歩の効用の一つに、ゆっくりと行きたい所に連れて行かれるので家の周りの観察には丁度良い時間になるのだ。
山茶花が花を付けていたのだ。
柿や、りんごや、栗などには表の年と裏の年があるとか聞く。
実が良く成る年と不作の年があるということらしい。
毎年この頃、山茶花は咲くのかな?と疑う位咲かない木だった。
でも、今年はよく花を付け始めた。
表と裏の現象なのかと眺めている。
2005年(平成17年)の浜名湖花博に行って、まだ50㎝くらいの苗木だったものを買って、
記念になるかなと、庭の片隅に植えたものだ。
「将来、冬の庭が赤い花で賑やかになったらいいな。」
という思いで植えたのを覚えているが、今やっとそんな願いが叶いつつあるように思った。
花びらがポロポロ落ちて気に掛けてあげなければならないが、ちょっと嬉しい。
浜名湖花博は今、「浜名湖ガーデンパーク」となって通常も運営されている。