「20㌔×4×2+15㌔×2」の負荷プレート。
「ん?190㌔?」
隣でトレーニングする男性の負荷プレートの重さだ。
ハックスクワットというマシンを使ったトレーニングだった。
写真で見るとこんなマシン。
この負荷の重量を目で追って計算したら・・・、190キロだった。
私も毎回このマシンはメニューに入れているので、近くにいた。
で、いつも同時間帯になる彼が準備していたので自然に目が行って計算してしまった。
私は基本のままでの負荷でのトレーニングなので、その重量に驚いて
「190キロなんですか~?!」
と、声を掛けてしまった。
彼は毎年ボディビルの大会(いろいろある)に出場して優勝という結果も残している人物。
30~40代で若い。
彼は笑って、
「少しずつ増やしていかないと身体が慣れてしまうんですよ。」
と答えてくれた。
私の負荷のことを言うと、
「(ボディビルの)目的が違うんだからそれでいいんですよ。」
と、形の整った筋肉と大会当時より少し日焼けの色が優しくなった体格で笑っていた。
はア~、そうなんだよな~、ここには、老若男女いろんな世代、いろんな働き方をしている
人達が、個々にあった時間帯を選んで通ってくる。
私のように主婦で家事の間の時間帯を使ってという理由や、オーナーシェフでお店の休憩時間を使ってとか、夜勤明けの時間を有効に、とか様々な生活がバックにある。
若い男性が、何故こんな時間に?なんて不思議に思ったりしたけれど、
「夜勤明けなんです。」
なんて聞くと、様々な生活スタイルがあると気付かされる。
夜勤、医療関係でコロナの中頑張られているのかもしれないし、工場や会社の管理の仕事かもしれない、飲食店なんてこともあるかも、・・・。
昼間のトレーニングジムと夜勤のお仕事とは結構無関係ではなさそうで、
夜勤の仕事に関係している人を何人か知った。
其々の生活ルーティーンの中できちんとトレーニングの時間を決めて通ってくる彼等を見ていると、
「今の若者はかなりしっかりしているんだ。」
と、嬉しくなる。
みんなシャイだけど、話すと笑顔が爽やかなのだ。
こんなジムの時間は私にはリフレッシュタイムとなっているようだ。
(おばさんの図々しさは害になり易いので空気を読んでということを心掛けてね!)
小さな声で、
「きちんとトレーニングして筋肉のついている男性を身近で見ているのはかなりお得かもです!」(*ノωノ)
以下引用
ハックスクワットは通常のスクワットのようなフリーウエイトの種目ではなく、専用のマシンを使って行うトレーニングです。
下半身の動きにフォーカスして動作を行うことができるので、鍛えたい筋肉を的確に鍛えられるというメリットがあります。
また、ハックスクワットマシンは簡単に重量設定ができる上に軌道が固定されているので、
- 初心者:安全に筋トレができる
- 上級者:狙った筋肉のみを鍛えることができる
というメリットがあります。
また、ハックスクワットには安全装置が付いているので、最後まで追い込んでも安全に筋トレをできるというのも大きなメリットです。