それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

失った時間に。

2020/01/17に投稿した記事「女性にとって輝く時間とは?」と関連して考えた。

 

昨年5月1日より皇后さまとなられた雅子様のことだ。

2019年6月9日、天皇皇后両陛下は、ご成婚26周年を迎えられました。

1993年結婚。

 

 

今年お誕生日を迎え天皇陛下60歳、皇后陛下56歳になられる。

33歳と29歳で結婚されて26周年。

その後10年目の2003年から雅子様適応障害で療養に入られる。

16年間であった。

 

御代替わりで令和になってから、皇室内のことがバッシングされている。

 

どの記事が正しくて、誰が書いた記事が正しいのか、その判断は個人の自由だ。

しかし、療養して命を守られた雅子様の失った時間はどうだったのだろうか?

 

才能豊かで美しく、皇后として輝いておられる雅子様が療養されていた16年間を想うのだ。

健全な環境の中で、その才能を日本のために使われていたなら、

ファッションリーダーであっただろうし、女性の尊敬すべき憧れの象でもあっただろう。

海外の国々との外交でも活躍されたであろう。

 

その「失われた時間」は戻らないのだ。

雅子様の「女性にとって輝く時間」だった筈だ。

 

しかし、雅子様は命を守られた。

その時間はそれでよかったのだと思う。

療養されてよかった。

 

平成がどんな時代だったかは、いずれ歴史となった時に明らかになることだろう。

 

あの皇室という環境の中で、ご自分をしっかりと持たれていた雅子様のこれからのご活躍を確信しております。

 

私は「時間」が一番大切だと日頃思っている。

掴み取らなければ、未使用のまま過ぎていってしまう。

 

だから、敢えて、

「女性にとって輝く時間とは?」を考えた時、平成に閉じ込められた雅子様のことをどんなに”勿体ない”ことだったかと思わずにいられなくなったのです。

 

世界中を眺めてみれば、女性蔑視の国などまだまだある。

でも、このSNSの時代には正も不正も明らかになっていくだろう。

 

それでも、今までのように世界は流れて行く。

 

きちんと、時間を掴み取って自分の時間を”使用”しないことは”勿体ない”と意識して生きて行きたいのです。

 

令和の皇后雅子様のご活躍を願って止みません。