引っ越し、何回した?
車で移動中のラジオは毎日のパーソナリティーが代わって、「テーマ」を決めて、
リスナーからのメールや葉書を紹介するので、TVとは違って、リスナー参加型で会話が楽しい。
もっと言えば、リスナーの体験や意見が中心で、パーソナリティーは脇役で受け手になる。
パーソナリティーは感想を語り、話を広げていく。(だけだ。)
「引っ越し」がテーマだったのは、その季節だからでしょう。
「ふ~ん、引っ越しって人生で何回くらい皆さんするんだろう?」
なんて、自分の引っ越し回数も振り返ってみたりしていた。
そんな中で、耳に残ったエピソードがあった。
あまり方角など考えずに部屋を決めたら、西側の角部屋で西日の強烈さに後悔したなんて人。
これは~、分かる。
方角は大切です。
私の以前の家は全方向から陽が射したので、朝から夕方の陽が沈むまで陽当たりには、
恵まれたのですが、夏場はどれだけ日除けに苦労したかしれない。
冬の西日は暖かい。
でも、夏は私は逃げました。
そして各部屋全部にエアコン設置しました。
それでも、暑くて次に建てた家は西側の開口は少なくしました。
今は午前中のたっぷりな陽射しで、午後の西日は当てにしない生活で助かっています。
もう一つ、笑えるというか、微笑ましいというか、そんなエピソード。
情景が想像できて、住んでみないとわからないことだな~、と思ったこと。
山の中に住んでいた人のエピソードで、屋根裏には「ハクビシン」(いたちの仲間?)が住んでいて、夏になるとカブトムシを捕りにくる人達が朝から晩まで続くのだそう。
早朝から人の声で起こされて、山の中なのに大変な思いをしていたそうだ。
それで、引っ越したということだったのだろう。
引っ越しについては、今ならその前に大断捨離をして、家に物を入れる前に、相当なものを捨てられたかもしれないが、ダンボール箱で埋め尽くされた部屋の片づけに、独りで
3か月掛かったのを覚えている。
7月から9月までコツコツと。
友人が新居訪問したいが、まだかまだか、と催促されていたもの。
夫に任せたものは殆ど進展せず、あの時から夫の能力の査定値が一気に下がって、
「片付けられない家庭に育った、片付けられない人」という認識をハッキリとした。
一つの見方を発見すると、それまでのいろ~~んな疑問が解決するものです。
「引っ越し」の日、周囲の人間をよく観察してみると面白いですよ。
人間の本性があからさまになります。
ただ、喋ってばかりで動かない人、すぐ脇道に逸れる人、逆に、テキパキと整理できる人、人を動かせる人、車やトラックの手配に機動力を発揮する人、等々。
よく観察すると、上記の動きは生活自体がそうで、一生変わりませんね。
人間力というか、魅力も、引っ越しの機会に表れてしまいます!
「人間観察の機会です」と投稿すればよかったかな~?