それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

「晴耕雨読」的に考えると、暖かい時間に。

玄関先の庭、といっても門扉の片隅の土がある部分。

 

そこにある、春になると毎年咲いてくれていたツツジが枯れてきていた。

原因は分からないし、陽当たりだって悪くない。

 

でも、枯れ枝だけになって枝のオブジェのようになっていた。

でも、まだ来年は芽を出して、また咲くかもしれないなんて何の根拠もないのに

かすかに期待して抜いてしまうこともできずにいた。

 

しかし、流石に触れただけで枝がポキッと折れてしまった乾いた音を聴いて、

諦めの気持ちが確定的になった。

 

では、この後どうしようと、そんな次の構想も頭をよぎった。

 

取り敢えず、この場所を整備しようと。

 

でも、庭師さんに任せる程のことでもなかろうと、どんな花、植木が根付くか何か

植えてみようと思った。

 

薔薇が咲いたらどんなかな?

と、いうことでジムの往き帰りの通り沿いにある花屋さんで小振りの薔薇の苗木を二鉢買った。

 

ミニ薔薇などでも、空いている場所に植えると大袈裟に咲くわけでもないが枯れてしまうことも

なく、いつもさりげなく小さな赤い花を付けている。

 

そんな感じでここに咲いてくれたらいいな、と取り敢えず植えてみた。

ついでに、アイビーの一枝も根付いて裾に広がってくれればいいなと、欲張って

差してみた。

 

この展開は吉と出るか凶と出るか、しばらく観察してみよう。

 

 

朝の内に、と思ったけれど、もっと陽が高くなった時間には周りも暖かくなる。

お昼頃を待って、元々あった”白雪葛”の枯れ枝と、ツツジの枝を整理した。

 

この薔薇の苗木がさりげなく付いてくれたら、もう少し数を増やしてみようかななんて、

何かと言っては気になって、この薔薇を観察してしまう自分に笑ってしまう。

 

何の作業にも”晴耕雨読”というように、適した天候や、それに適した仕事がある。

 

あまりにも、ここを何とかしたいという思いがあったために、寒い朝の内から作業始めようなんてフライング気味だったが、その時間帯は屋内でできることをし、屋外作業は暖かくなった時間に、と考え直して、作業を始めた。

 

結局その日の時間帯の使い方は正解だったと、植え終わった薔薇の苗木を見て、独り悦に入った。

 

お蔭で、家の中のことも庭の手入れも、どちらもいい具合の時間帯に済ますことができた。

 

小さな小さな自己満足の日となりました。

 

さて、薔薇さんはどんな展開を見せてくれるのでしょうか・・・。

(薔薇って四季咲きなんですよね?)