「連休の度に台風がやって来る~!」
毎週末に釣り船に乗るのを楽しみにしているジム仲間の男性の呟き。
会えばどうしても釣りの話しを聞くことになる。
午後ジムに来る前に早朝釣り船に乗った成果を嬉しそうに報告してくれるのだ。
最近は太刀魚がよく獲れるそうで、釣り船のお客さん達は少なくても20匹位は釣るのだ
そうだ。
自分の指の2本分くらいの厚さがあるとか、3本分くらいだとか、とに角私達がスーパーで見る
薄い身の太刀魚とは比べ物にならないくらいの立派な太刀魚らしい。
彼が過去釣った魚がこちら👇
クロムツ
白甘鯛
その証拠に、それらは料亭や市場に出せば結構な値段で買い取ってくれるということなのだ。
だから、彼は釣りを楽しむことと同時に売り上げも得る。
そうして、船代は元を取れてまた、船に乗る、なんて具合を楽しんでいる。
(漁獲が無くても、船には乗るのでしょうが・・・。)
そんな彼の楽しい道楽がここ週末や連休めがけて台風に見舞われているのだ。
「もう~、月曜日には次の土曜日に乗りたい旨を船主に予約してあったのに、
また、台風で船は出せないと連絡があったんですよ~!」
と、笑い泣きの表情で残念がる。
私は、その悲喜劇の内容を聞いて、
「ああ、それでがっかりした様子で下を向いてたんだ!そりゃあつまんないよね~!」
と、気の毒だけど、笑い飛ばす。
大の大人が、
「遊べないよ~!」
と、泣いているようでお気の毒ではあるが笑ってしまうのだ。
本人も、自然には勝てないと解りながらやっぱり悔しいのか、釣りたい気持ち
が抑えられないのか、笑い乍ら悔しがる。
ま、また台風が過ぎたら船も出るでしょう。
海は無くならないし、魚もいることでしょう、次を待ちましょう。
それにしても、台風さえ発生してなければと悔しがるのはプロでもアマでも
沿岸の漁師さんも同じなんだろうな、と自然を相手に仕事をする人達の気持ち
も想像できた。
まだまだ本州に向かって進路を取っている14号は北上中です。