夫の終活、釣り竿整理。
釣り竿を、釣り具屋さんで買い取りしてもらうことになった。
”ことになった”がスムーズに運んだ話ではない。
紆余曲折・・・。
私達夫婦ともに、できるだけ身を軽くしていく年齢になっている。
にも拘らず、夫は何一つ整理しようとしない。
彼の実家の最期の姿を思い起こせば、その家の息子だったのだから、
チラリとも”家の最期”のことなど考えてこなかっただろうとの予測はつく。
彼の実家は・・・。
昭和の戦前、戦中、戦後を経験してきた両親の家は借家として貸していた
家、一棟の半分が”いつか使う物”の物置となっていて、そのまま片付ける
ことなく、歳を取り、私達にとっての負の遺産となってしまった。
家その物も義両親が亡くなって、解体となった時点で多くの物が整理することなく
遺されたままになっていた。
(義妹二人が欲しいものだけ選んで、自分の家に送ったりして、その残骸のような形で
遺された物を、私達夫婦と息子の手伝いもあって何とか片付けた経緯がある、)
その有様が脳裏に焼き付いているからこそ、自分達の終活は”あの様”のようでは
いけないと思っているのです。
それでも、まだまだ減らさなければいけない荷物は多い。
それに、夫は2017年末頃から、何度も脚の手術などしているので運転免許証返納
に向かって諸問題をクリアーにしている際中なのだ。
結局、今まで通りの行動は無理で変化せざるを得ないのだから、もう多分使用しない
という道具から終活してもらうことにした。
自分で残したい1,2本のみを選んで、後は買い取りもするという釣り具屋さんに
持ち込んだ。
ところが・・・、引き取れる物はたったの2本のみ。
持ち込んだ殆どの物の中で”査定外の物”は引き取らない方針だということで、家に持ち帰ることになった。
う~~ん、何てことだ~~!!!やっと運んだのに~~~!!
↑(お持ち帰り下さい!と査定にすらならなかった竿たち。)
3束くらいにしてヨタヨタと運び込んだのに~!
と、いうことで、夫が得たのは1,000円ほどだったようだ。
その後、その引き取り手のない釣り竿たちは、不燃物処理センターに引き取って
貰えることとなった。
(その指定日までの置き場所を考えている。🤔)