それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

お飾りにも変化?

お正月を迎える為に各家庭の門口に”お飾り”を設える。

 

玄関口を清めて、新しい年神様を迎えるための儀式だと思う。

 

一夜飾りではいけないということで12月30日までには飾るようにしている。

 

晦日の朝、ご近所さんは準備が整っているのか気になった。

 

どんな具合、どんなお飾りなのか、ちょっと見学して見ようと散歩を兼ねて歩いてみた。

 

「ん?お飾りが無い・・・。何か理由があるのかな?」

「このお宅は若いご夫婦だけのお住まいか・・・。」

「わっ!小さめの可愛いお飾りだ。」

とか、各戸で思いが違うのだということを思いながら散策した。

 

ご夫婦共に脚が不自由であまり外出もされないお宅でも立派に飾られていて

頑張っておられるんだと安心した。

 

う~ん、それでも、1割位のお宅はお飾りが無かった。

 

しきたり、慣習に興味がないのか、そのお宅では今までずっと飾らなかったのか、

その理由は分からない。

 

けれど、何か新年への心構えが玄関口に表れていないような気がして

そのお宅そのものが寂しそうに見えた。

 

見え方は見る側の気持ち次第かもしれないが清々しい年明けを感じることができない

お宅だった。

(何事も個人の自由ですが・・・。)