それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

季節のおすそ分け。

サクランボを頂いた。


お向かえのお宅のキッチンの隣の部屋の窓から声がかかり、窓越しに受けとった。

出盛りの果物だけにまだ高価なものだ。
だから、凄く嬉しくて、猫が近づくのを嫌がっていたが、何とか受け取った。
 
 

早朝の猫散歩をしていた時に声が掛かった。

彼女は自営業なので、朝が早い。

もう、午前6時頃には掃除機の音がする。

 

お店を開ける前に自宅の家事は全て済ませているようだ。

私は、そんな彼女の生活スタイル(垣間見るだけだけど)が好きだ。

キッチンが道路に面しているので、朝食の支度の音、多分昼食や夕食の仕込みも

同時にしているかもしれない、匂いなども漏れてくる。

 

お客さんがいない時は家の周りの鉢植えや植木の手入れなども小まめにされている。

 

ご主人を数年前に亡くしたので、その後のお店は独りで切り盛りし、ご主人と手入れをしていた庭も以前と変わりなく保っている。

お店の周りの鉢植えの花は季節を先取りして植え替えられている。

本当に、何時するんだろうと不思議に思うほどだ。

 

そして、凄いことが義理のお母さんとに二人暮らしになった後も、よく面倒をみていて、

「お母さんがいてくれるから寂しくなくて助かっている。」

と話してくれる。

 

そんな家族と道路隔ててお向かいに住むようになって、何かとお互いに季節の物とか

頂き物がある時は”お裾分け”し合うようになって、こんなことが時々巡ってくる。

 

時々世間話をする時も、お互いの植木の手入れなどの話題になり、最後には、

「あははは~!」

と大きな笑い声で締めて、元気を振りまいてくれる素敵なお向かいの奥さんなのだ。

 

一粒食べてみたら、と~~ても甘かった!ご馳走様!