それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

焼き肉鍋。

食事会での会話。
恒例の食事会はいつも通り行われた。

涼し気な前菜。

 

 

その時の会話の中から。
よく”お家焼き肉”をするという人の焼肉鍋がどんなものか気になった。


其の鍋をネット検索してみた。

話を聞くとこういう形で「無煙ロースター」のようだ。

焼肉が好きなご家族のようで、何かというと使っていて、煙が出ないのでお気に入りのようだ。

 

ただ、私が気になったのが、使うのはいいが、立体的なので収納方法に疑問が湧いた。

そのことを訊くと、

「買った時に入っていたダンボールに収めて、その収納場所が無いのでキッチンの

床に置きっぱなしになっている。」

と、返ってきた。

 

「そうか、床にか・・・・。」

と、その様子を想像してしまった。

 

その方はあまりお掃除とか片付けの得意な人ではない。

(いろんな機会に話を聞いた限りでは)

だから床に物が置かれて増えていってもあまり気にならないようだ。

 

一方、我が家では同居の家族数が減ってからはよく使っていたホットプレートでさえ出番が無くなって、買った時の箱に入れて納戸の片隅に追いやられている。

 

焼肉を自宅でという時に気になるのは煙と、ロースターの後始末だ。

そんなこともあって家族が少なくなると、我が家ではテーブルでの焼肉は殆どなくなった。

 

お家焼肉の好きなご家庭からすると楽しみがないじゃないかと思われるかもしれない。

 

そうなのだ、こういうキッチングッズというか、器具を揃えるのが好きな人と、そうでない、

私のような者に分かれるんじゃないかと思うのだ。

その方にはその方の暮らし方があるので、ただ話を聞いていた。

 

でも、私なら収納場所が無かったらその器具は買わない。

キッチングッズに限らず何か購入するのならばその収納場所を空ける。

「一つ買ったら一つ捨てる」方法と決めている。

 

デパートの「便利グッズ販売」で、見た物見た物を買い込むという人もいる。

私は、その時訊いてみた、

「その器具、その後も使ってる?収納に困らない?」

すると、

「あまり使わないし、溜まっていって困ってる。」

と、返ってきた。

「私は、包丁一本あれば大抵のことはできるし、いちいち器具を出してその後片付けに

手間取るものは使わないし、買わない。」

と言ってきた。

 

便利グッズ以外でも、何か買うとおまけが付いてくる、或いはデパートで先着順でグッズが貰えるから行って貰って来た、などと楽しみにする人もいる。

でも、それって必要なもの?と私は思う。

只で貰えても我が家に要らない物は要らない、欲しくない。

 

だからかどうか、その人は何か買いそうになった時いつも私の言葉を思い出すと言う。

「包丁一本あればできることではないか?どこに置くの?収納場所はあるの?」

と。

それで、”あると便利?”と思っても、私を思い出し踏み留まるようになったと。

 

人の楽しみは其々だから、それで人生が生き生きするのなら必要なものだ。

 

私は周囲に物が散乱していたら辛いから、落ち着かないから床には不必要なものは置かない。掃除の邪魔になるだけだ。

 

床にあるのは猫のトイレと食事コーナーだけということになる。

 

そんな普段の暮らし方はその家族、そこに住む人が心地良いように暮らせばいいので

口を挟む気など全くないが、一応気になってこんな記事になってしまいました。