何故、子供の頃は炎天下でも遊べたのか?
梅雨に入って、ジメジメと暑い毎日に閉口している。
継続していたウォーキングも、雨が降っていたり、じめっと汗をかくのが不快で休止した。
その代わりに、ジムでのウォーキングの時間を増やして何とか辻褄を合わせている。
大型スーパーで買い物をする時も歩く時間なのだと意識してウォーキングを避けている自分に言い訳したりしている。
だからいつでも”歩数計”持参で、一応結果を確認するようにしている。
そんな私でも、子供の頃は毎日外で遊んでいたし、まして夏休みなんか近くの浜辺で海に入っていたし、かくれんぼはする、鬼ごっこはする、自転車に乘るなど、他子供の遊び方で仲間がいればできることは何でもやって過ごしていた。
朝の”ラジオ体操”はきちんとスタンプ貰っていたし、宿題も忘れたり欠かすなんてことなく
提出するし、だったから親からすると”手のかからない子”だったんじゃないかな~、なんて
自負しちゃったりしています。
何故、そんなことを思い出すかというと、そんな私が今ではジトジト感覚が不快だの、
ベタベタ汗をかく季節はいやだとか言っているからです。
人によって汗をかく部位が異なるようで、其々の人の悩みの種だったりするようです。
今の私の悩みは特に家中の掃除をしている時”首から上”顔中にポタポタ汗をかくことです。
これは加齢によって起きるようで、同年代の友人も同じように困っているとのことでした。
だから、顔に汗をかくようになると、
「ああ、この季節がやってきた~!」
と、付き合っていく覚悟をする。
それで、では何故子供の頃は汗も気にせず遊べたのか考えてみた。
こんな記事があった。
「子供の汗の3つの秘密」
https://weathernews.jp/s/topics/201907/250205/
一部引用すると、
(赤ちゃんから成長するにしたがって)汗腺の能力は変化します。
「小学校高学年や中学生になる頃には汗をかく能力がさらに発達し、そのピークは12歳頃ともいわれています。
12歳ぐらいの子どもの手のひらや足の裏は、大人の2倍くらいの汗をかいているようです。その後、余剰な発汗能力は淘汰され、大人の発汗量に落ち着くのです。そして40歳を超えた頃から、発汗能力に衰えが生じてきます」
「子どもと大人では汗腺の数は変わらなくても、体表面積が大きく違います。つまり、子どもは汗腺の密度が高いのです。幼い子どもほど密集している汗腺から汗が出るので、汗っかきに見えますが、汗腺から排泄される量はそう多くありません。
幼い子どもの発汗機能は未熟なため、体温調節には皮膚の放熱も関わります。子どもは夏の炎暑下での活動や運動した後真っ赤になりますね。血管を広げて、皮膚をラジエーターのように使って冷却しているわけです。
上記引用
40歳を超えた頃から、発汗能力に衰えが生じてきます、ということ。
他の能力だって衰えるわけだから当然のことでしょう。
でも、子供だってベタベタな汗をかくわけだし、それを気にもせず、動いていた。
タオルを用意して遊んでいた子供なんていなかったから、汗なんか気にしなかったんだろう。(今の子供たちには付き添う親がいるから清潔に保たれるのだろうが)
こうしてみると、汗のラジエーター能力が落ち、余剰な発汗能力は淘汰された大人が汗をかけるのなら、それを喜ばなくていけないのか?
不快でも、皮膚がベタベタしても、サッサとシャワーを活用するなりして対応すればいいのだってことなのか。
ちょっと納得して、汗と付き合うことにしま~す!