それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

病院ラジオ。

昨年の(?)4月29日に放送された再放送を、観た。

 

「子ども病院偏」

サンドウィッチマンが、東京・世田谷区にある、子どもに関するさまざまな病気を診る国立病院に出向き、2日間限定のラジオ局を開設。入院しながら難病に向き合う子どもたちや、闘病するわが子に寄り添う家族の、日ごろ言えない気持ちを、リクエスト曲とともに聞いていく。ラジオを通じて、人々の思いが交錯し、見る人の心が揺さぶられる、笑いと涙の新感覚ドキュメンタリー。

 

サンドウィッチマンの二人が病院にだけに向けて流すラジオ局。

考えてみると、学校放送みたいなシステムなんだろうと思った。

 

子どもの患者さんは年齢が様々だ。

幼児から大学生までいるようだ。

 

そこには付き添ったり、親御さんの肝臓を子供さんに移植したりというような方まで様々だ。

 

好きな曲をリクエストするために参加する患者さんは、入院の状況や病気のことなど詳しく

話してくれる。

病気の内容など話してくれるのかな?と思うがご本人は明るく、サンドの二人も深刻にならないで、友達と話すように進めていく。

 

患者の子供達とその家族は入院が長期だったり、臓器移植など、結構大変な思いが続いているのではないかと思われることも笑顔で、決心した後の迷いのない思いを語ってくれるのだ。

 

病院にいれば、自分の家族だけでない、いろんな病を持った子供達がいるのだと思う。

皆治療を受け、完治することを目指して加療している仲間なのだと思う。

 

患者本人も、家族も、マイクの前でサンドと話す子供達のドライな発言や家族との約束事などをオープンに暴露したりするので、苦笑したり、爆笑したりしている。

 

自分だったらそんな風になれるだろうか?

と思うが子供のためならばやはり、こんな親子になるのかもしれないと想像した。

 

サンドの明るい番組の進め方、彼等の優しさが根底に流れていて、とてもいい空気感の

ドキュメンタリーだと思った。

病気を避けたり、触れることを怖がったりしないで、患者の子供達の本音を上手く引き出して

いた彼等自身も、

「自分達にできるのかなと思ったが、とてもいいお仕事を頂けたと感謝している。」

と、語っていた。

 

子供達も、「お笑い芸人」さんのパワーと親しみ易さに惹かれるのだろう。

 

患者の皆さん、家族の皆さん、皆さんからパワーを頂きました。ありがとうございました!

治療、応援してます!