それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

子供の一言。

強い味方「男手」 2019/08/17の記事

https://ameblo.jp/kickbell/entry-12506630047.html

第一弾の息子達のお盆の記事だった。

 

今回は第二弾、遠方に住む息子が子供達を連れてくることになった。

静かなお盆の季節はやはり過ごせないのだと、歓迎することにした。

 

子供達はどんどん成長していく。

少し会わないだけの間に身体的な成長は目を見張るものがある。

 

8月下旬はもう夏休みも終わりに近い。

バスケットをやっている上の子供のクラブ休みと休暇を合わせて来るとのこと。

 

夫婦で静かに暮らしている日常は一気に吹き飛ばされる。

それについては次の機会に書きたい。

 

私が早朝猫散歩をすると知っていて一緒に散歩したいというもう一人の下の子供が、

早起きしてきた。

 

しかし、それでも猫の散歩は終了していた。

間に合ったとしても、警戒心の強い猫は、私以外とは絶対に散歩しないので同行は無理なのだけれど。

とに角お泊り客がいる間は手の届かない場所に隠れてしまうのだ。

 

それで、外猫さんが沢山いる場所に散歩したことがあるので、また行きたいというので、

二人で散歩することにした。

 

公園で遊んだり、猫を探したり、と近所を往復した。

 

私は、子供の動画を撮ったり、写真を撮ったりしながら、お喋りして歩いた。

その時、スマホアプリがどうも写真バージョンに戻らなくて、再起動しても動画になってしまうので、

「ああ、写真が取撮れない・・・・。」

と、スマホと格闘していた。

 

結局後で写真は撮れるようになって、私は安心して、不要な動画を削除したりした。

 

夕食後、トランプなどして、もう就寝時間と言う頃、彼女がポツリと、しかし確かに訊いてきた。

「ねえ、写真撮れるようになった~?」

「あっ、大丈夫、撮れるようになったよ。」

と、とっさに返したけれど、実のところは驚いていたのだ。

 

独りで、つぶやいていた事をしっかりと観察していたのだ。

そして、その結果を確かめたのだ。

 

入浴後にも、一言、洗面所にいた私に向かって、

「パジャマ、可愛い~!そのね、耳についているアクセサリー取らないの?」

と、さりげなく聞いてくる。

ピアスに関しての観察だ。

 

姉妹で終日遊びに夢中でいるのに、その観察はどこでしてるの?

と、聞きたくなってしまう。

 

 

我が家は息子達しかいなくて、女の子を育てていない。

 

男子に対しては親、とくに母親はあまり近づき過ぎず、一歩引いてドライな感覚で接していたいと考えていたので、必要な事はきちんと、そうでないことはそれぞれの支援の内容に応じて息子達の要請があれば応えるという風にしてきた。

見守ってはいるが、細かなことは言わない。

 

母と息子が密着していいことなど無いと自分に言い聞かせてきた。

 

息子は自立こそが目的なのだ。

社会に旅立てる準備の邪魔をしてはならないし、まして親であっても子供に依存するなど有り得ない。

 

だから、女子の観察眼が新鮮だったのかもしれない。

 

でも、女子なら皆同じでもないだろう。

聞くこと、視ること、どちらも彼女なりの観察眼なのだろう。

 

子供の能力は大人より低い、未発達だなんて勝手に決めつけてはいけないと思った。

ぼ~っと生きてる大人よりも、何事にも好奇心に溢れた子供はよく見て、よく探求しているのだ。

 

そんな子供達の「芽」を摘むことなく無限に伸ばしてあげたいと思う時、一方で

夏休みのお天気観察表なるものに記入している姿を見て、

「こういうのは、気象庁にデータがあるので、それを最終的にまとめてもいいんじゃない?」

なんていう発想をして、その時間をもっと他のアイデアのある時間に費やしてはどうかと、

十年一日のごとく代わり映えしない宿題を済ましている彼女たちに、そして彼女たちの学校に言いたくなった。

 

何事にも「俯瞰図」の如く少し、引いて観察したいのが私のようなのです。