日本の男児のマナーにも未来が!
どなたにとっても、日々の買い物の場所はだいたい決まっているものと思います。
私の場合は大型スーパーの食料品売り場。
それは一階フロアーにあって、そこの続きにマクドナルド、スターバックスなどのフードコートと日曜雑貨、化粧品、薬、寝具、文具、携帯各社など殆どの物が揃う。
2階フロアーはファッションフロアーと本屋さん、CD、DVD、音楽関係の店舗、無印などが
並んでいる。
廊下で繋いで、スポーツ用品屋さん、100均、その奥に飲食店の並んだコーナーがある。
クリスマスの時期の様子。(季節外れでごめんなさい。)
だから、ただ食料品を揃えるでなく、ウィンドウショッピング感覚であちこち見て回るだけでも
気分転換にもなる。
そんな店舗の中で、結構気持ちがいいなと最近感じることがある。
エレベーターでのお客様のマナーがいいのだ。
一期一会の出会いの買い物客たちが乗り合わせる時、勿論騒いだりする人はいないが、
降りる時に、若い人でも、自分が最後になって「開」ボタンを押して、
「お先にどうぞ」
を実行する人が多いのだ。
私は必ず、
「ありがとう!お先に」(*ここで「恐れ入ります」と言えるのが憧れと言っていた人がいた)
と、お礼を言って降りる。
会釈が返ってくる。
先日はそんなことを小学校低学年の男児がしてくれた。
それも、私がギリギリエレベーターに間に合うかどうかの時、急いで「開」ボタンを押して
待っていてくれた男児だった。
エレベーター内でも次の行動を起こす準備に気を配る男児だった。
そんな男児の気配りに、
「日本男子のマナーにも未来があるぞ!」
と、晴れやかな気分になった。
逆に、動き出そうとするエレベーターに向かって、
「待って~!」
状態で向かってくる人がいれば「開」ボタンを押して待つのは当然だ。
そんな時も、当たり前の顔でなく、きちんと、
「ありがとうございました!」
と声が私にかかる。
せいぜい1階から4階を上下している時間内に起こることなのだから、深く考えて行うことではなく、普段の行動がそのまま出てくるものなのだと思う。
それなのに、嫌な気分になったことが無く、却ってエレベーターのマナーがいいなあと
感じることの方が多い。
だから、私もお互い様の気持ちでエレベーター操作をする。
こういう事って、お互い様でしたりされたりしていい方向にマナーとして育っていくのだろうか。
いつも暖かい気持ちになるマナーの良いエレベーター利用者たちなのだ。