コロナであぶり出された真実。
なぜ進まないIT後進国。
テレワークをせざるを得なくなってやっとIT化。
「そこまで言って委員会」でのテーマに興味があってネットで再度見てしまいました。
出演者それぞれの意見はこんなことでした。
①「変化を好まない社会や組織」に問題あり。
既得権をもっていて決定権を持っている中間管理層がIT化を嫌っている。
②「悪平等主義」に問題あり。
例えば、キャッシュレス化をすすめようとすると、
”クレジットカードを持っていない人はどうする?可哀想じゃないか”と言うことになって、
マイナスの部分をどうやって進めるかではなくて、マイナス層に合わせてIT化をしようとするから前に進まない。
マイナスがあるから全て駄目としてしまう。
③「マイナンバーカードで管理されることへの恐怖感」が問題。
個人情報一元管理への恐怖がある。
個人で自分の情報を管理できるようになればいいことなのだが、という意見あり。
④「IT化はゆっくりとするべき」という意見。
便利なものにはリスクがあるから、一気にIT化する必要はない。ゆっくりとやるべき。
⑤「成功体験にわれた世代」に問題ありとする意見。
データで管理できる所をしないで、データを一旦紙面に起こし”はんこ”がないと認めない現状。
⑥「ブーメラン効果があるから」という意見。
やりなさいと言われるとやりたくなくなる学生の例。
スマホならいくらでも難しいこともできるが、いざPCでやってみるように勧めると
出来ないという学生。
今言われたらやりたくないという学生が多い。
IT化は技術的な問題がある。
⑦「もの作りで成功しているから」という意見。
上記がIT後進国であるという今の日本の現状をコロナがあぶり出したのだと言う。
ITネイティブの世代から、IT機器は操作できないという世代が存在する日本。
それは日本だけでなく、世界中の条件は同じだろう。
しかし、日本は後進国だという。
これからは、できることはどんどん進めて、”できない範囲の人達”をどのような方法で
救っていくかも考えながら、”可哀想な人達”を基準に進めていくのではなく、できるところから前に進んでいくべきだと思いました。
興味がある方はこちら。↓
https://www.ytv.co.jp/mydo/iinkai/iinkaiNP_200524.html