それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

食事会での生生しい話。

またまた食事会がやってきた。

食事は勿論美味しいが、久しぶりのお喋りも楽しい!

 

「折戸茄子のそうめん仕立て。五色の薬味添え。」

ドライアイスがモクモクと涼し気に冷気を立てるという演出が嬉しい。

茄子をそうめんのようにスルスルと頂く。

 

そのお喋りの中に生生しい出来事があった。

 

ある日、友人と同じマンションに住む、独り暮らしの高齢女性が慌てて友人の部屋に来た。

その女性の話は、

「ある人と電話でやりとりがあって、銀行の通帳を取りに来るということになってしまい、

今こっちに向かってるんだけど、どうしよう?」

と、相談に来たという。

 

相談された友人は物事をはっきりと言える人なので、(直接か、電話かで)どういうことなのか

確かめたらしい。

それで、○○詐欺?にまんまと引っ掛かる所を食い止めることができたという。

 

単純に考えれば、銀行の通帳だの、カードだのを初めて名乗っただけの人物に渡すなんていうことは先ず「詐欺」だと思わないのだろうか。

 

でも、多分、相手は話が上手くて、流れを作られると、断る機会がないままに、次々と喋ってしまうのだろう。

 

気付いた時は次のステップに進んでいて、怖くなって、知り合いのお宅に助けを求めたということなんだと思う。

でも、それでよかったんだと思う。

独りで悩むのが一番良くないという。

友人ははっきりと詐欺士と対峙したんだ。

 

高齢者の中には、対面や付き合いを重視して、「いい人に見られたい」という人はいる。

でも、現代社会はそんないい人を利用しようとする人が溢れている。

 

自分の身は自分で守る、と高齢になっても、いや高齢だからこそ肝に銘じていたい。

狙われるのなら狙われない対応を常に心掛ける。

 

電話での対応ならば、「銀行」「カード」「キャッシュカードの番号」などのワードは全て詐欺と

心得てよい。

対応をすぐ止めることだ。

 

いろんな勧誘の電話も確かにある。

でも、そんな類だったら、私はすぐに電話は切る。

「ご苦労様、家は要りません。」

で済むことです。

 

今は番号を表示する電話にして「0120・・・」とか「03・・・」とかで始まる番号には出ないなんて対応している人もいるが、対応してしまったら、相手の流れを作らないで、自己主張をしっかりとすることだと思います。

 

と、そんな風に言っていても騙されるのが○○詐欺だともいう。

 

時々、アスリート達が試合の直前に自分の頬を叩いたり、腿を叩いたりして気合を入れている様子を見せることがある。

私達も、社会に向けてきちんと気合を入れているか時々自身の気合を確かめる必要があるかもしれない。