それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

「普通」は奇跡。

透明なゆりかごの評価が良くて嬉しい。
以下参考にして頂きたい。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1656139/

 

「重いテーマに向き合うことで、学ばなければならないことがたくさんあります。しかし清原さんはまだ16歳にもかかわらず、“学びこそ女優としての成長の糧”と捉えているようです。共演者の水川あさみさん(35)は、その女優魂と度胸を大絶賛しています」(前出・テレビ局関係者)
と、文中にもありますが、毎回じっくりと見せて頂いていて、重いテーマの内容なのに、裏切られることがありません。

 

先週も、「母体死亡」というテーマでしたが、その結果は生きていかなければならない、遺された家族を丁寧に描いていて、「母を知らずに育つ赤ちゃん」と、「妻を失ったその日から乳児の子育て」の若い夫をきちんと、眼をそらさずに追っていました。


物理的に誰のサポートも受けられなかったら、ギブアップする、それは「死んでしまう」を意味する。

現実には、いくらでも、そんな事態はあるのかもしれないと、想像した。
若い夫を演じた俳優が素晴らしい演技だった。(葉山奨之さん。)

 

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出産は普通に生まれて当たり前のように思われるが、やはり親は「もしも」といういろんなリスクを想定しないわけではない。
たまたま五体満足に生まれたから普通の出産なのだ。
誰もが、そうしたリスクの中から五体満足の身体を、親からもらうのが当たり前ではないのだ。
みんな奇跡の人達なのだ。

 

同様の重いテーマの一冊を忘れることができない。
曽野綾子著「神の汚れた手」(上下巻)。主人公は産婦人科医。


「普通に生まれる」ことがいかに奇跡であるか、・・・「普通」に感謝すると、全てが変わるような気がする。

出産された方も、これから出産される方も、その方の親も、配偶者にも読んで頂きたい本です。