それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

エッチングの作品が送られてきた理由は。

毎年年賀状のやり取りをしていた方からいつもの葉書サイズの作品より大きな作品が送られてきた。

 

差出人は今でもエッチング作品を作り続けている人だった。

その上苗字が変わっている。

「旧姓○○」

と、書かれていた。

 

「えっ!?○○さん結婚された~!?」

と、作品の大きさと結婚の事実に二重の驚きだった。びっくり

 

彼女とは、私が以前まだエッチングを習っていた頃、その器械をお借りする為に

一緒に先輩のアトリエに通った仲間だった。

 

しかし、やはり距離的に遠い場所に通い続けることは困難で、私はエッチング制作は辞めた経緯があった。えーん

 

しかし、彼女はその後も作品作りを続けていた。

だから、彼女の展示会には遠方でも必ず拝見しに行った。照れ

 

その後、彼女はご実家の写真館での仕事をしながらも作品は作っていたので、

年賀状は作品そのものの一枚だった。

 

私は、その一枚を作ることがどんなに大変なことなのか分かっている。😐

 

そして、気に入った出来上がりでなくては自分の手元から離せないことも心情として分かっていた。

 

だから葉書サイズであろうと、制作者にとっては貴重な一枚なのだ。

 

それを、私が辞めてからもずっと送って下さっていた。

だからそれは年賀状といえども大切に封書で送られてきていた。✉️

 

 そんな中今年、年賀状が無かったことは気になっていた。🙄

 

その結果が3月に入ってからこうして判明したのだ。

 

昨年結婚されたこと。

体調を崩して(以前から懸念していた持病による)入院、手術したということ。

 

そんな状況から作品が遅れてしまったとのことだった。

 

そして、送られてきたのがこの作品。

静かな彼女らしい作品。

B5版位の大きさです。

(写真が少し斜めになってしまったのでご容赦。)

 

 

私のスマホの機種変更によりメール状態が不具合を生じていたのですぐに、電話をした。📲

 

「あ~!お久し振り~!」

と、始まった電話の声は変わらずお元気だった。

 

作品のお礼を先ず伝え、諸々のことを一気に話して、全て納得し、嬉しかった。

 😃

とに角、徐々にまた制作をして行くということだったので、展示会には是非お誘い下さると約束をして電話を切った。

 

嬉しい、懐かしい、春の一報となりました。ニコニコクローバー