台風で気付いたこと。
台風19号はTVからの中継情報や気象庁の発表を観て、未知の恐怖でいっぱいになる。
解消の為に今できることを準備した。
目の前の恐怖が、日々の些細かも知れない悩みなど吹き飛ばす。
2019/10/12(土)夜半台風が通過した後は静かな一夜になった。
しかし、一夜明けた各地の様子はTVに映し出され、その惨状に驚くばかりだった。
台風19号による死者は、これまでに77人(残念ですが日々更新されることがあります。)にのぼり、全国21の河川・24カ所で堤防が決壊するなど各地で被害が広がっていた。
言葉では言い表すことができない河川の氾濫の様子はこれから元の生活を取り戻すには
どんなに大変かと想像すると他人事と思えない。
被災者の方々のお気持ちとこれからをどのように支援したらいいのか考える。
今の時点ではどこから手を付けていいのかさえ分からない状態だと思う。
被災者、被災地が少しでも早く復興されることをお祈りしています。
激しい風雨の中で、自分が他の悩みなど無くなっていることに気付いたのです。
病を抱えている親戚のことを何とかしてあげたいと日々気になっていた。
辛いだろうと・・・。
しかし、この大型台風は時間の経過とともに立ち去っていった。
2日間の暴風雨だった。
恐かった。
では、病は?と、突然そんなことを考えた。
目の前の恐怖は消えたけれど、病はそのままだ。
病人はこれから治療方法を決めていくらしい。
病を抱えた本人の気持ちは晴れていないだろう。
まだ、未知のことばかりなのだ。
台風の恐怖と、病の恐怖、は比較できないけれど、目の前のものが他を押しやるのではないかと、気づいた。