それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

窓の外から涼しい風が…。

台風15号の被害、爪痕が残る2019/09/10の夕食後。
夕方から雷鳴がゴロゴロと遠くで聴こえていた。

 

午後8時頃を過ぎて雨音がしてきた。

「やっぱり、降ってきたね~。」

と、外の様子を見てみる。

 

地面も濡れている、音を立てて降ってきた。

 

千葉県を襲った台風の風速は最大57m/秒だったそうだ。

送電線の鉄塔が倒れ、3日目も停電は復旧していない。

 

台風の後は猛暑日が続いて、こんな中エアコン無し、断水の地区は水にも困っている。

そんな様子をTVのニュースなどで知る。

気の毒で堪らない。

 

被災地の方々はいろんな方法で暑さを凌いでいるようだが、東京電力の努力より他に頼るものはない。

 

最近の災害はどこにでも起こる可能性があることで、他人事ではない。

 

やはり、防災準備を見直すくらいしかできない。

 

とに角、こうなってみると、私達が普段どれだけ”電気”に頼り切っているのかが痛いほどわかる。

情報を得る手段でさえ、”充電”という作業は電気頼みなのだ。

 

あるお宅は風雨除けの為に降ろしたシャッターが電動だったということで、この暑さの中、

シャッターが開けられないため外気さえも入れることができない状態で困っていた。

 

こんな時”オール電化”というシステムも多いに弱点になってしまう。

 

そんな一日だったので、降り始めた雨が少し気温を下げてくれたようで、少しほっとした。

 

熱帯地方には、気温は高いけれど、日に何回かは”スコール”があると聞いている。

暑くなれば、それを下げる作用もあって人々は暮らせる。

人間だけでなく、そこに生きる動植物も同じだろう。

 

だから、最近は熱帯地方のような気候になっている日本でも、”スコール”的な気温下げの

機能は働かないものかと思ってしまう。

 

だから、さっと降って、すぐ止む”スコール”があってもいいのではないかとさえ思う。

 

そんなことを考えながら、入浴した。

風呂場の窓の外は小さな坪庭に面している。

雨も降っていたので大き目に開けてみたら、涼しい風が入ってきた。

 

 

昨日までは外気のほうがムッと暑くて、風呂場でも冷房を付けたいくらいだった。

 

でも、今までと違って顔と頭をひんやりと涼しい風があたった。

こうして少しずつでも涼しくなっていってくれるのかな、と外気の風の涼しさを味わった。

 

本当に、被災地の方々の事を思うと、申し訳ないような気分は否めない。

被災地の電気、水道の早期復旧を願って止まないでいる。