それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

挨拶!

ジムでの何気ない挨拶。

 

入室する時は「こんにちは!」

いつもの同時間帯に来ている仲間たちは近くにいて顔を合わせれば勿論「こんにちは!」と挨拶して、

他愛のない会話をして、それぞれのメニューを続行している。

 

それぞれ自分のメニューを終了すれば、また休憩を取ったりしながらの会話をする。

ストイックに大会前の調整に入っている人もいる中で、それとは別に健康の為にジム通いしている

側の人は成るべく楽しく器械に向き合っている。

 

しかし、たまには夫婦ペアーで来ていて、お互いの補助をしながらという、少々近寄り難い雰囲気を

醸し出している人もいる。

 

どちらも、侵害することなく行っているので、

「ああ、仲のいいご夫婦だな~。」

とやりすごしている。

 

ただ、近寄り難い。

 

 

そんな中で、私はいつものメニューをこなし、汗もかき、一応の達成感を得て、シャワーも浴びて

すっきりとして帰ろうとジムの玄関に立った。

 

その時、ストイックだったご夫婦の奥様と丁度鉢合わせした。

私が挨拶しようとすると、彼女の方から先に、

「お疲れ様でした!」

の言葉が、物凄いクシャクシャの笑顔と共に出たのだ。

 

さっきまでは人を寄せ付けないオーラを放っていたとは思えない程の笑顔だったのだ。

私も、元気よく、

「お疲れ様でした!」

と、即座に出た。勿論笑顔で!

 

これが、気持ちいいのだ。

 

皆さんトレーニング中は顔をゆがめて頑張っていることもあるし、その後グッタリと俯いている

こともある。

そうまでしてトレーニングに真摯なのだ。

男性はその上無口だったりする。

 

でも、このジムの会員はキチンと挨拶して、始め、終る。

距離的に遠かったら頭だけでも下げてお互いをきちんと意識する。

 

だから、無口なのにちゃんと目を合わせて挨拶してくれる。

「お疲れ様でした!」とか、「お疲れっす!」なんて。

気持ちがいい。

 

その上、彼女の行動のギャップに出会い、益々「いいな~!」と内心嬉しくなったのだ。

帰り際の、そんな挨拶に、すごくいいことに出会ったような得した気分になれました!ありがとう!