「奇麗にしてるね~。」
澄みきった青空、気持ちのいい朝だ。
猫の散歩が終わり、ほっとしても、まだ7:00過ぎたところだ。
表面が乾き始めた植木と鉢植えが気になって、庭に水を撒き終え、車を拭いていた。
早朝に庭が喜んでいるようで気持ちがいい。
植木鉢の花も生き生きとしている。
すると、お隣りさんがゴミ出しをした帰りに話しかけてきた。
庭に向かって、
「奇麗にしてるね~。」
と開口一番に言ってくれた。
嬉しい。
朝、家の前を行き来する人も水が打ってあると、きっと気分も違うのではないかと、
自分が気分よくなりたいのが先だけれど、そんな気持ちもあって水遣りをする。
やっぱりお隣さんも気持ちがよかったんだと思い、
「通じた~!」
と内心思った。
亡き母がよく言ってた言葉が蘇る。
「見ているようで人は見ていない。見ていないようで人は見ているんだよ。」
見ている人は見ているけれど、その為に行動するわけではない。
植木が気持ち良ければ、見た人は気持ち良いだろう。
ただ、植木が喜び、溌剌とした風情が生まれる、その為に庭は手入れしているのだ。
でも、
「奇麗にしてるね~。」
を頂きました~!と単純に嬉しいのです。
ありがとう!