「無視して、踏んづけて歩く」
年の瀬も迫り、何かと忙しい毎日かと思います。
特に主婦にとっては、遠方で暮らす子供世帯が帰省したり、親戚が訪ねてきたりと、
普段と違う日々の準備などで、イライラすることも多いと思います。
年の瀬でなくても、夫族がいる休日などは、何もしない彼等が視界に入るだけで
結婚したのは間違いだった~!と言いたいくらい夫にイライラすることってないでしょうか?
我が家も同じですが、少しずつ家事の割り当てを増やし教育中です。
新聞の整理、お風呂掃除、くらい・・・・、やれるようになりました。
そうそう、猫のトイレの年末掃除も、完璧に移動しました。取り掛かるのは、遅いですが・・・。
主婦仲間は、その教育が面倒なので、自分でやった方が早いと諦めている人の方が多数ですが。
NHKTVの「シブ五時」(月~金16:50~)という番組の「お悩み相談」というコーナーがあって、そこにコメンテーターとして出ていた精神科医の名越康文さんという方のコメントに万歳と同感したことがあるのです。
お悩みは、
「夫が片付けられない人で困っている」
というもの。
洋服は脱ぎ散らかして、洗濯籠にも入れないそうだ。
それに対して、名越先生は言い放った!
「無視して、踏んづけて歩く」と。
家庭内のルールとして、洗濯籠に入れてないものは洗濯しないでいいし、
廊下にあっても、リビングにあっても、無いものと無視して、踏んづけて歩けばいいと。
そうだ、!それでいいんだ!と目の前の曇りが晴れたような気分になった。
我が家にいる、スーパーマイペースで暮らす宿六さんには本当に手を焼いていた。
でも、食事の時間に起きない、洗濯はとんでもなく遅い時間にしかできない、と、
世間で働く人には申し訳ないくらい時間を惜しむことを知らない宿六さんは、
「無視」すればいいのだと。
「いない」という感覚での、お墨付きをもらったようで、本当にすっきりしたのです。
「いる」と思って行動すると気になるので、実を言うと、以前から「別者」と思って
行動し始めていたのです。
考えてイライラするのなら、考えない、居ない、に徹しようと。
宿六さん、年末風呂掃除してるようですが、それも、段取りが悪くて悪戦苦闘しているようです。
私は、トイレの洗面台の黒ずみを取るべく、ティッシュペーパーに洗剤を浸して、
貼り付けておいて、その間に他の仕事をしてます。
職人さんも、主婦も、主夫も、段取りのいい人はいい仕事できると思っています。
段取りを見てると、その人の仕事の結果が見えますね。
名越先生の紹介はこちら。↓