独り暮らしを経験してみて。
世間の独り暮らしさんの事を思う。
結論から言ってしまうと、
「全て独りで賄うのは大変」と知る。
今回の突然の夫の入院、それも今までで一番長期だったことで
検査入院とかの短期の入院に比べて感じることは多かったのです。
普段、主婦である私が家中の事に関して主導権を持ってこなしているが、
既に現役引退した夫にも家事の一部を担うよう誘導してあったので、
それらをまた全て担うことになって、
「おお、夫も結構な家事の一部をこなしていたじゃないか。」
と、再認識したこともあった。
①朝一の洗濯物に間に合わない時間に起きたら自分で洗濯し、干す。
②食洗器の仕上がり時に乾燥籠に移して置く。
③一週間分の新聞をまとめて集荷場所に出す準備をする。
④ビン・缶類の不燃物を出す(一回/月)。
⑤夏場は夕方の植木や鉢花への水遣り。
⑥風呂掃除。
等々、少しずつ身に付けてくれていた。
週一とか月一の仕事も忘れずにこなしていた。
それやこれやがみ~んなまた私の元に戻ってきた。
結構二人で分担して過ごしていたんだと振り返った。
しかし、それ以前は私が全部やっていたことの一部なのだ。
だから、そうなったとして私は困ったりしたわけではない。
⑥のお風呂掃除など、残り湯を流す時点で掃除をしてしまえば
改めて入浴前に掃除などしなくてもいいのだから、任せる前に
ちょっとシャワーで流しておこうなんてする必要もない。
と、いうことで家事は夫不在だからって以前の子供も自立前の様子と変わらないのだ。
只、独り暮らしで、仕事をして、家事もこなそうとしたらどこかで
手抜きをしないと続かないかもと意識しました。
夫婦で収入と家事・子育てを分担して生活できたことは安定した
丁寧に暮らすことができた要因なんだとつくづく思った。😆
保育園への送迎なども加わる日常は、今の共働きが当たり前の社会では夫婦で助け合って行なっているのでしょう。
これがシングルマザーだったら?
シングルファザーだったら?
仕事、家事、子育ての毎日なのだ。
先ず収入なくして生活は成り立たない。
今、収入の心配なく、ただ、家事を1人でこなしているというだけのことなのだ。😔
しかし、其々独身の男女が独り暮らしをするって”手抜きの部分”が必要なんだろうと、”汚部屋”や”外食”に偏ることもあって然るべきなんだろうと思う。
たった一か月の変化の中で日々の全てを1人で賄っている人の生活に思いを馳せることになった。
精神面のことも忘れてはならないが、飼い猫君が大分私の話を聞いてくれていた。
「ニャン!」🐈
と返ってくるだけだけど、とっても大きな存在でいてくれました。