それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

大会出場者の家族

ジムには会員の家族の方も来られるので、時々話をする。

 

ボディビルダーとして大会出場を目標としてトレーニングしている方を家族に持つと、という感じの話になった。

 

日々自己管理し、大会前何週間と、期限が見えてくると、家族も「食べる」ことについて気を使うらしい。
普段も「食」に関しては、奥様が食事管理しているのでしょうから、毎食は難しい事に違いない。

 

時々、冗談風に、でも、真実だと思って聞いているところによれば、
「お肉は、チキンorビーフ!なんだよ」
と、笑って話す。
私は、
「そうなんだ~、ポークなど食べてたらダイエットなんてできないんだ~!」
と、残念だ、と返す。

実際、普通に食事しているつもりで、
「ここの脂肪?が取れないんだ~、どうしたら取れるのかしらね?」
なんて、話しているが、そんなのんびりとした生活では、端からダイエットなどに取り組む姿勢になってないのだ。

 

奥様の話では、
「大会が近づくと、食べ物があると規制時期に入っている本人が辛いので冷蔵庫の中身を空っぽにするの」
と、言うことだ。
「え~!?では家族はどうするの?」
と聞くと、
「そ~っと、外食しちゃうの。でもね、子供がしゃべってしまうんだよね。どこそこ行ってきたって」
そして、続ける
「それを聞くと、主人が、『食べたいもの、どんどん食べればいいんだよ』と言うけど、そう言われると、余計食べ難くなるんだよね~。そんなことを20年以上続けているの」
と、話す。

 

その御主人という人が今のジムの指導員として、大会出場者などにアドバイスなどもしているのだが、
後輩の方達も、
「嫁の実家に行って、食べろ食べろと言われても、大会前は断らなくちゃいけないんで困るんだ」
と言っていた。

 

彼等は実際、スポンジをギュ~!っと絞って一滴の水滴も出ない位に絞るので、直前はみんな栄養失調状態なんだそう。
「栄養失調!?この時代に?」
と驚く。

だから、彼等は大会後、異口同音に言う、
「すぐ、8㎏戻っちゃいました」
「5㎏戻っちゃいました」
「ちょっと体調悪くしていたんですよ。回復しましたけど」と。

 

そんなことを分かっていて毎年、毎年、大会出場を目指す人達にあるのは、達成感らしい。
彼等のボディビルを基本とした自己体型形成への執念に圧倒されるが、それが私の、
体型形成にちっとも反映されないのは、私には「執念」などこれっぽっちもないからだろうな。

「健康キープ!」でごくごく普通の生活者やってる私です。