特定健診を診療前に行う医師。
「ワクチン接種とクーポン券・・・」、
の記事の続きとなる。
「ワクチン接種」でかかりつけ医も普段の診療に加えて予約接種者の接種を受け付けて
いる。
もう既に85歳以上の人々の予約は入っているとのこと。
そんな中だからこれからは暫く、50人/日程への接種が加わる日々が続くことと思われる。
医師も被接種者も落ち着かない日々になるだろう。
しかし、毎年受けている行政からの”特定健診”を受け辛い状況は察することができる。
だから、私は医師に直接その診察時期を訊いてみた。
するとすぐに返事が返ってきた。
「いつもお薬を出す日、次回は○月〇日辺りだから、その日にやはり健診が入っているから
朝早いけれど、来れる?」
と。
「大丈夫です。お願いします。」
と、答えた。
「こんな状態が続くと、先のことは解らないからやれる時にやっておこうね。」
と。
本当にそうだ、毎年の様子とは環境が変わってきているのだから、医師が時間を作って
くれるのだから私はそれに沿って動くつもりだ。
医院の診療開始時間は午前9時となっているが、この医師はその前1時間くらいを
健診や検査などに費やして下さるのだ。
過去に「胃カメラ」の検査が必要になった時、お正月明け4日くらいだったと思うが、
やはり早朝から検査をして下さった。
家を出る時、冬の朝はまだ太陽が上がる前だったのを覚えている。
車のライトが必要な時間だった。
医師はいつもこう言う、
「(検査が遅くなると)お腹空いちゃうでしょ?」
と。
確かに前夜から食事が制限されていると空腹のままだ。
私も空腹は苦手なので、正直嬉しい手配となる。
医師は消化器専門の方で、過去まだ総合病院勤務の頃に大腸癌検査をして頂いた
のが縁で、それ以来2代目となった開業医の院長を務めておられる。
当時、大腸検査の怖い噂を聞いて臨んだ所、モニターを一緒に見ながら説明して進んで行き、痛さなど全く無く、スムースな検査で終わったので、それ以来ずっと”掛かりつけ医”として信頼している。
こんなコロナ禍の社会状況になるなどと夢にも考えていなかったので、そんな中でも、
今まで通りの健康診断を受けられるのはやはり”掛かりつけ医”と患者の関係を普段から
保っていたからだと思うのです。
大病にならないための予防医療として見守って下さる医師に出会えてよかったと思っている。
感謝です。