それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

医師から告げられたこと。

 

いつもお薬を出して頂いている掛かりつけ医院で、診察後医師が話し始めた。

いつもとは違う神妙な感じで始められた。キョロキョロ

 

 

「実はね、今年3月を目途に、この医院を閉めるつもりなんですよ。

ここは後継者もいないし、僕は今後どこかで診療を始めるというつもりもないんですよ。

健康上の理由というのもあるんだけどね。

だから、患者さんには、”内科診療”という目的の病院宛てにお手紙を書くつもりでいます。

今出しているお薬は2月にも出すし、3月にも出せるかもしれません。」

 

と、いう内容だった。

 

「えっ!?」

「え~~~!?」ガーン

 

と、しか言葉が出なかった。

 

この医院にお世話になり始めたのは、医師が開業医になるのがキッカケだった。

総合病院で勤務医だった医師に”大腸がん”の検査をして頂いたのだ。

消化器科が主に専門の医師だ。

その時、モニターを見ながらゆっくりと説明しながら何の痛みも感じずに検査を受けられた

ことで、信頼できる医師だと直感し、彼がこれから開業するということを知らされたので、

それ以後は各種の検査結果による薬の服用などの指導も頂いて今日に至っている。真顔

 

その時の大腸がん検査の結果は異常なしで今日まできている。

 

自治体で勧める健康診断から、年齢により受けられる各種検査なども、どんどん受けられて

本当に、信頼を寄せていた医師なのだ。

 

少し、胃に異変を感じたりすると、胃カメラの検査など勧められたりする。チーン

 

そういう場合も、

「検査が遅くなるとお腹が空いてしまうでしょう?だから、開院前に検査してもいいんだけど、

早朝、6時とか7時に来れる?」

と、提案してくれて、正月明けの時期にまだ空が薄暗い中、検査を受けたこともある。

 

総合病院とは違うシステムでの検査で、相当数の患者さんは長い時間待たされることもなく

検査を済ますことができた筈なのだ。ニコニコ

 

患者にとっては非常に助かる方法なのです。

 

だから、

「先生にはいろんな検査を開院前にして頂いて本当に助かりました。

これからもずっと、お世話になれるつもりで安心していました。

コロナワクチン接種の時も、どんどん枠を指定して頂いて、苦労することなく受けられました。

今後が不安になってしまいます。えーん

と、伝えた。

 

しかし、医師の意思は固いようで、他医院への(紹介状の)お手紙を書いて下さるということで

受け入れるしかなかった。

 

最近はワクチン接種の患者さんの数も多かった。

お疲れになってしまったのでしょうか?

 

そんな中、医院に対する評価の書き込みで気になるものを見たことがあった。

 

たまたま初診で罹った患者さんがある一言で嫌な思いをしたという評価だった。

 

まさか、その一件だけで影響を受けた訳ではないと思いたいが、患者と医師の意思疎通が

上手く回らないこともあるだろう。悲しい

 

医師にしても、できる限りの配慮をしてワクチン接種に貢献されていた時期に、もしもそんな書き込み

を見たりしたら、落ち込まれてしまうかもしれないと、私は心配していた。真顔

 

真の閉院の理由は分からない。

 

しかし、上記述べたように、本当に、地域の患者に貢献されている医院が閉鎖などということは

残念で堪らない。

地域にとって大きな損失だと思う。

 

信頼できる”掛かりつけ医師”を失うことになる。

 

あと、何回かは診察を受けることになるだろうが、その間には次の”掛かりつけ医師”

を探さなければならないことになった。

 

まだ、50代であろうお若い専門医がこれからも活躍される日を願って止まない。