猫バッグを占領!
お世話猫の一齣(ひとこま)。
時々、飼い主が留守になる時のお世話を頼まれて面倒を見に行く猫達がいる。
3匹の全く見た目も性格も違う猫達だ。
何度か行く内に彼等も私に慣れてくるし、私の方も情が移ってくる。
私が行くと、静かに過ごしていた様子が一変して其々が動き始める。
日向ぼっこが好きな一匹はすぐに窓を開けてとねだって窓際に乘ってすりすりしてくる。
喉ゴロゴロが愛おしい。
その間に餌、水、トイレのチェックを済ます。
そして戻ってみると、この状態だった。
私が何気なく置いたバッグの中にいたというか上にいたというかの状態だった。
元々、猫は袋に入るのが好きだからそういうことかなと、ちょっと笑った。
でも、もう一方で、私の”匂い”が気に入られたかな?と嬉しくなった。
この子は3匹の中で一番気持ちを素直に表してきて、私がいる間ずっと傍にくっついてくる。
やっぱり飼い主不在の時は寂しいんだと、できる限り遊んであげ、抱っこしたり
さすったり、話しかけたりしている。
”さび猫”ちゃんで身体はちっちゃい。
他の2匹にもトントンしたり話しかけたりして、
「君たちのお世話はいつも誰かがするから安心してね!」
と気持ちを伝えている。
飼い主さんが、私に依頼してきてくれることは猫達に対する責任を持った人として、
私は認め、私の時間さえあれば協力したいと思っている。
たぶん、猫達も待っててくれていると自負しながら。
我が家の猫君と一緒に暮らしたいくらいだけど・・・、我が家の猫君の気持ちは受け入れ難しいだろうな~。