それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

笑顔の二人。

ジムからの帰途大型スーパーに寄った。

一緒にバレエのレッスンをした友人に会った。

3年振りくらいになるかもしれない。

 

お互いにすぐにわかって、挨拶する。

「元気だった?変わりない?」

 

ところが、彼女の方には大変な時期があったのだ。

昨年10月、通っていたプールで滑って転倒して骨折という事態になってしまった。

それから手術とリハビリを併用した入院生活を4か月。

退院後もリハビリを続けていたが回復が思わしくないので、元々通っていたプールで

リハビリする方向に変えて、今は依然と変わらない生活ができているそうだ。

脚への負担を減らすために減量したということで少しスッキリして見えた。

 

と、言うことで普通に買い物をする彼女と会えたということになる。

 

彼女がバレエを辞めたのも脚の具合が良くなくてというのが理由で、その後私は残って

頑張ってみたが、膝に不具合を感じて引退?することにしたのだ。

 

話してみると、彼女も私も、他の道での体力維持に努めていたということになる。

彼女はプールでの脚力回復と、私もジムでの筋力保持、と似たような性格のようだ。

 

ずっと身体の為に何かを続けている、ということでは似ている。

 

また、会う約束をして別れた。

 

以前、このスーパーで同じようなことがあったなと思い出した。

やはりバレエで一緒だった仲間の一人と会って、病気を回復したことを聞いたのだ。

その人は、雰囲気がスポーティからエレガントに変わっていて、一瞬わからなかった。

 

治療で髪の毛が無くなった時期もあったけど、回復に従って髪の毛も元に戻ったので

その途中からグレイヘアーを目指すことにして見事に素敵に変身していた。

 

あの時、じっと私に向かって笑顔で立っていた(私が気づくのを)姿は今でも思い起こす

ことができる。

私の方が、

「素敵なグレイヘアーの人がいるな~。」

と、レジに並びながらも、その人が他のレジにいた時から視野にいれていた、正にその人だった。

グレイヘアーに合わせて洋服のテイストも変わり、メガネもそれに合わせ、全身素敵だった。

 

屈託なく?何の疑いもなく元気にバレエのレッスンをしていた頃からそれぞれが少し人生

の試練を乗り越えていた。

でも、憔悴していない。

 

二人とも以前より素敵に見えた。

中身もより成熟されたのだろうナ。

 

同じ場所で、笑顔の二人に会えた。

もしかしたら・・・二度あることは三度あるということで、また、素敵に変身した誰かに会えるかな?

 

ありのままが美しい パリマダム グレイヘア スタイルより。