それって当たり前?

日々感じたことを徒然に。

自動はんこロボット。

新聞の社説欄から引用。2020/04/24記載。

 

 「自動はんこロボットに賛否」。2月6日付本紙の朝刊経済面に、こんな見出しの囲み記事が掲載されている。産業用ロボットメーカーなどが、決裁の必要な書類に自動ではんこを押してくれるロボットを開発。「はんこ文化に一石を投じている」とあった


 ▼その日の1面トップは「新型肺炎 クルーズ船感染拡大様相」。報道こそ増えていたが、まだコロナ禍はどこか、よそ事と思われていた気がする。2カ月後、拡大する感染対策に、はんこ文化が壁になると幾人の方が気づいていたか。


 ▼政府は緊急事態宣言で、7都府県の「出勤者7割削減」を打ち出した。だが金融機関など一部企業や役所では紙の契約書、申請書などの作成に押印が欠かせない。緊急事態下でも、はんこが必要な書類があるため会社に出る人も少なくないようだ。


 ▼今や日本のみとされる「はんこ社会」は明治の初めから。太政官布告で「実印のない公文書は裁判で証拠として認められない」と通達された。近年も押印の代わりに花押を記した遺言書を「無効」とした最高裁判断がある。


 ▼支局勤務時代、毎朝のように寄った警察署の署長室の机には、はんこ待ちの文書が山積みされていた。今野敏さんの警察小説にも主人公の警察署長が、押印すべき決裁書類の多さに閉口する姿が描かれている。


 ▼はんこロボへの賛否には、「便利そう」の声の一方、書類の電子化が進む中で、「時代逆行」との意見が紹介されていた。コロナ禍の今問われたなら、ネット上での押印も認める社会に、太鼓のような大きなはんこを押したい。

 

テレワーク、リモートワークで自宅勤務が増えている今、決済の為に出社などとならないように、ネット上での押印も認める社会に大きなはんこを押したい、と言う筆者の意見には私も

大賛成だ。

 

デンソーウェーブ、日立キャピタル、日立システムズが提供予定の「自動でハンコを押すロボット」

 

【記事参照。】

自動でハンコ押すロボット、なぜ開発?

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/13/news143.html