チビのおねがい。
「徹子の部屋」に出演されていた室井滋さんが語っていらした猫の話です。
室井滋さんの猫、ほぼ20才、19才10カ月で亡くなったそうです。
その亡くなった猫ちゃんとのことを絵本にされた話。
今は22歳になるという飼い猫さんもいて健在だそうです。
我が家の飼い猫は20歳なので、元気な猫さんの話に引き込まれました。
以下引用
100歳になる猫のチビは、鏡の中に現れた鏡の精に、「もうすぐこっちの世界へ来るんだよ」と告げられます。
「ぼくがいなくなったらチョコちゃんが悲しむ! そんなのだめだ!」と、チビは自分のそっくりさんを探すため、オーディションを開催します。
目が丸くて、おっぽが長くて、鼻がハートのかたちのチャトラのオス猫・・・ ようやく見つけたチビ2号に、自分の癖や仕草、好物などあらゆることを教えこむと、ついにチビ2号をチョコちゃんの元へ送りだすときがやってきます。
チャトラ猫のチビは、室井滋さんが初めて飼った猫。
本書は、そんなチビとの別れをモチーフにして、チビの視点で書かれた物語です。
動物と家族のように暮らす人たちにとって、ペットとの死別はつらい出来事です。
でもペットのほうでも同じように別れをつらく感じ、また飼い主のことを思いやっているのです。
姿がなくなっても想い続ける気持ちをちょっぴり切なく、でも室井さんらしく、明るくユーモラスに描いています。
保護猫や老猫の問題にも関心を寄せ、愛してやまない猫たちのために活動されている室井滋さんが、今もっとも心から伝えたい物語です。
上記引用
もしも、今いる猫がいなくなったら、きっと自分はペットロスになるだろうと今から心配と不安でいるのが飼い主です。
そんな飼い主さん達のため、猫本人のためにと室井さんが絵本を書き上げて下さった。
そうか、別れがつらいのは飼い主だけでなく、猫だって辛いんだと教えられました。
なので、こうして記録しておくことにしました。