久し振りに買ったデパートのパン。
私は堅いパンが好きです。
こんな、バケットをリベイクしてカリッとなった食感が大好きです。
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これは、機会があると立ち寄る”こじんまりとしたレストラン”に行くと、
お向かいにあるパン屋さんで買うバケットと、イチジク入りのバケットです。
このパン屋さんは、もうお昼頃にはイチジク入りなんていう特別な種類は
売り切れてしまう。
まあ、そんなに大きなパン屋さんではないので諦めるしかないのですが。
で、話はスーパーで売っている極普通の、やはりバケットのパンになります。
この普通のバケットがやはりリベイクすると、この小さなパン屋さんの
バケットに負けないくらい美味しいのです。
（Pascoのパンです。
）
だから小さなパン屋さんに行くチャンスがなければ、普段はスーパーの
バケットを愛用しているのです。
最近、デパートに行く機会があって帰りにやはり美味しいバケットを買うことにしました。
デパートに入っているパン屋さんは少々高くはあるが美味しいものと思っていました。
だから、迷わずバケットを買ってきました。
翌朝、何のためらいもなくリベイクしました。
リベイクし易い大きさに切った時に、
「ん？中身が空洞が多いな？」
と、違和感を感じたのは間違っていなかったのです。
中身が詰まっていない空洞の多いバケットは噛み応えが無いのです。
「ん？スーパーの（Pascoの）バケットの方が美味しい！？」
と、判明。
値段は半分程度、デパートのは倍。
買う時点ではデパートのパンなんだからこのくらいの値段は当たり前？
と思って何の疑問ももたなかったのに、食べてみての違いに、
「デパート（に入っている、一応有名な）のバケットの方が美味しくない！」
と、すぐに感じたのです。
味とか食感は個人の好みがあるし、堅いパンはあまり好まれず、ふんわりと
柔らかいパンを求める人の方が多いかもしれません。
でも、私は堅いパン派です。
堅いかどうかわからない時には、トングで少し表面を叩いて堅さを確かめる
くらい堅いパンを求めます。
（パン屋さん、ごめんなさい。<(_ _)>）
話が逸れましたが、結局パンは値段でもお店の名前（ブランド）でもなく、
本当に”中身”が勝負なんだと思いました。
バケットと言っても、外側が堅ければ中身はふんわりとしたものをデパート
のパン屋さんは売りにしているのかもしれないのでそれはそれでいいと思います。
それに大方の日本人の好みはそちらなのかもしれません。
でも、私は中身も粒の締まった、ドッシリとした重みのあるバケットを本当に
美味しいと感じるのです。
リベイクしなくても、買ったその場でちぎって食べると、外側はカリッと、
中身はモチッとずっしりと食べ応えのあるバケットこそ美味しい！と思う。
どうでもいいことですが、パリ郊外のお宅にお世話になったことがあって、
近所を散歩していると普通のパン屋さんがあったので、興味深くてバケット
を買ってみた。
その頃、日本で300円くらいしたバケットが100円くらいの換算だったと思います。
日本のものより細くて、長い形状で、ただ持って歩く真ん中の位置に
紙を巻いてくれるだけだったけれど、何の違和感もなく家に持って帰ったことがありました。
朝、それをナイフで食べる分だけカットしてあとはコーヒーを入れるだけの簡単な朝食
だけれど、パンが美味しいので、誰も焼いたりすることもなく食べるんですね。
ほんとうに、美味しいパン（私が求める堅さの）が安かった～～～～！
フランスのパンは本当に！美味しい！とその時認識しました。
日本のパン高過ぎない？と。
好みの問題ではありますが、デパートブランドパンは町のパン屋さんのより、スーパーのより、
美味しいというのは、私の中では崩れたという話でした。
1,540円
2,980円
